ランニングサポーター久保のランニングスクール

カツカレーについて語る

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久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは。ランニングサポーターの久保です。

カレー。

この食べものが嫌いだという人に私はあったことがありません。先日、私はボリュームたっぷりのカツカレーを食べました。

カツにカレーのルーをかけてパクリ。ご飯にカレーのルーをかけてパクリ。いつの間にかルーが少なくなってきました。そこで1度に食べるご飯の量を多めにして、かけるルーの量を少なめに微調整をしたところ・・・、今度はご飯を食べ過ぎてしまい、最後にはルーが多めに残ってしまいました。バランスよく食べるのって難しいですね・・・。

その時、ふと思ったのです!

「カツカレーはマラソンだ」と。

マラソンを走りきるためには、ゴールに合わせてエネルギーを効率よく使うことが大切です。各ポイントでラップタイムを確認しながらペース配分しなければなりません。ペースが速すぎたら抑えてコントロール、遅すぎたらペースを上げて自分にあった速度に合わせるようコントロールしていきます。

カツカレーをマラソンに例えるなら、ルーはスタミナ、ライスは距離、カツはレースの雰囲気や気候、ペースを乱す周辺のランナーといった外的要因です。
ここで大切なのは、ルーとライス、同時にカツも同じ比率で量を減らしていくということです。絶妙なバランスを取りながら、同じ割合で食べていく・・・。カレーとライスだけなら上手く均等に食べられるでしょうが、ポンと置かれたカツが何といってもクセ者です。カツにルーをかけてしまうとペースが乱されスタミナを消耗してしまいます。

今回の私はペース配分を誤り、最後にルーだけがたくさん残ってしまいました。まだまだスタミナが残っている状態で、力を出し切れなかった、十分追い込むことが出来なかったという物足りなさを感じます。逆にライスが残ってしまうとどうでしょう?残された距離(ライス)をルーなしに食べるというのはなかなか困難です。オーバーペースのしわ寄せは、お腹いっぱいでもライスを押し込むか(エネルギーが尽きても歯を食いしばって残りの距離をひらすら走る)、水分を欲する口元と共にリタイアし兼ねない状態へと導かれます。あくまでもルーとライス、カツを最後まで均等に食べられてこそ自分の力を最大限に出し切れたことになるのです!

ゴールを見据えたペース配分が大事ですね★
何気ない日常にこそマラソンのヒントは隠れている、そういったお話でした。(笑)

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