ランニングサポーター久保のランニングスクール

強い思いが養われるとき

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久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは。
ランニングサポーターの久保です。

2015年が始まりましたね。今年もよろしくお願いします。

年始は元旦、2日3日と駅伝三昧。実業団や大学生の走りに活力をもらった方も多かったのではないでしょうか。
テレビの実況からはいろいろな情報を得られます。出身校や今までの生い立ち、故障で泣いた日々や努力してきたこと、リベンジにかける思いや初出場にかける思いなど、駅伝を走る一人一人にはいろいろなドラマがあり、見ている側が自然と引き込まれて応援したい気持ちになってしまいますね。実力通りに力を発揮できた選手、力以上のものが出せた選手、実力からすると不甲斐なかった選手、思わぬアクシデントに見舞われた選手…結果はそれぞれです。駅伝ではどんなことが起こるかわかりませんから。それはチーム競技だからです。チームには調子が良い人もいればそうでない人もいます。メンバーを調子の良い選手で組めればいいのですが、限界スレスレのところでトレーニングしている選手たち。直前になって怪我をしたり体調を崩したり、調子がなかなか上がってこない場合もあります。そうなると監督やコーチはそれぞれの選手をどの区間で起用するか悩みます。これらが全て上手くいったチームが駅伝を制し、目標を達成できるのです。実業団であれば8位入賞、大学生であればシード権獲得がチームとして最低ラインの目標になるかもしれませんね。過去、学生のときも実業団のときもアンカーを任された私はこのラインでの争いを経験しています。どちらとも体調はイマイチ。プレッシャーと焦りの中で走ったことを覚えています。このとき自分を支えたのは思いです。仲間の思いをヒシヒシと感じていました。絶対にこの争いを制してゴールし仲間の期待に応えると・・・。

精一杯やった日々は諦めない強い思いを育ててくれます。それは苦しくなったときにもう一度、力を与えてくれるものです。日ごろ走っているときに何でこんなに辛く苦しいことをしているんだろうと思うことがあるかもしれません。しかしそれは目標を掴み取るための強い思いを養っている瞬間だと思います。先日、アンカーを走ったとき身につけていたランニンググローブが出てきました。走った本人でさえ忘れていたこと。そこには一緒に頑張ってきた仲間と共に何が何でもシード権を掴み取るという強い決意と思いが刻まれていました。苦しくなったときに手のひらを見て仲間の思いを感じ取りながらゴールを目指していたのでしょう。私が入学したころは同好会のようなチームが、この年13年ぶりのシード権を獲得したのでした。チームの力的にはもっと上位でもおかしくありませんでした。私の失速がなければ・・・。しかし、"思い" がなければフラフラで走っていた体を前へ進ませることはなかったでしょう。そんな思いを養ってくれた仲間との競技生活は私の宝ものです。

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