ランニングアドバイザーMIDORIのレースレポート・ランニングレッスン!さあ走ってみよう

ランニングアドバイス トレーニング原理・原則③

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MIDORIさん

ランニングアドバイザーMIDORIさん

  • ランニングアドバイザーとして多くのランナーをナビゲート
  • ラン歴21年
  • 管理栄養士の資格も

原理原則を頭に入れて自分なりのトレーニングを。

さて、今回もトレーニング原理のつづきです。
「原理」とは、多くの物事に当てはまる、根本となるしくみ、理論。トレーニング原理とは、トレーニングについて、「例外なくこういうものですよ」というものです。みなさんがするランニング(マラソン)のような持久系の運動も、瞬発系・パワー系の運動も、筋肉を鍛えるフィジカルトレーニングも、すべての運動に当てはまります。トレーニングの原理は三つありますので、ランナー目線でひとつずつ考えてみましょう。

前回までの「過負荷の原理」「特異性の原理」に引き続き、三つ目は【可逆性の原理】です。
トレーニングを実施して得られた効果は、トレーニング継続期間中は維持されるけれども、トレーニングをやめてしまうと徐々に効果は失われ、トレーニング前の状態に戻っていくという原理です。
身に覚えのある方は多いですよね。そうなんです、頑張って頑張ってトレーニングして得た走力ですが、実は儚いもの。一生モノにはなりません。長く走れる脚だって、坂道を駆けあがれる心臓だって、うっすら割れてきた腹筋だって、トレーニングを続けお手入れをし続けないと、ゆっくりとではありますが戻っていってしまうのです。そう、トレーニング効果は永久的ではないのです。
ヒトの体には環境に順応していく力があるので、トレーニングの刺激が入らなければ必要がないと判断し、戻してしまうのですね。なんだか切ないですけれど。また、体の各部位のそれぞれの細胞は少しずつ生まれ変わり入れ替わっていますから、やはり何もしなくなれば元に状態に戻っていくのでしょう。

このように、定期的にトレーニングすることはパフォーマンス向上のためにはとても大事。ムラのあるトレーニングでは効果が上がらないということです。また、トレーニング期間が長いほど効果は長続きし、期間が短いほど効果はすぐに失われてしまうという性質もあります。走り始めてまだそんなに経たないランナーは、週に2〜3回はトレーニングを組み込みたいところ。走ることと補強トレーニングを組み合わせながら、自分のパフォーマンス維持、レベルアップするためのボリュームを見つけていきましょう。
例えば一年通して走る距離が同じだったとしても、できるだけ定期的にあまり間をあけずに行えるようにトレーニング計画を立てていくといいですね。夏場の暑い時期を完全オフにせず無理なくできることをしてうまく乗り切り、ベースの体力レベルをキープ。シーズンに入って、スムーズにレースに向かえるようにしたいです。日々のトレーニング疲労のたまらない刺激を入れ続けることが基本。そして、刺激になるトレーニングと、効果的なリカバリー(休養)を加えることが走力アップの鍵ですね。
この原理を掘り下げてみると…、「今」が大切ということ。過去にやったことを「自信」という糧にしながら、今の自分をよく知り、今やるべきことをやる。そうすればまだまだ上の自分を目指せるのだと思います。
「スポーツとしてのランニングパフォーマンス」という観点からももちろんですが、太く、長く、丈夫に、ランニングを楽しむためにも人生を楽しむためにも体力の維持向上はとても大切なこと。生涯、ランニングを隣に置いておきたいですね。自分の今あるステージに合わせた形で。
諸々の原理を頭の片隅に置きつつ、「何のために、何を求めて走るのか」を時々思い出しつつ、ポジティブに前に進んでいけたらいいですね。

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