ランニングを始める前に
ランニングは誰もが楽しめる全身運動であるとともに、全てのスポーツの基本であり土台となる運動です。
「有酸素運動だから脂肪も燃焼できる」「運動負荷が調節できる健康的なスポーツ」などのイメージがありますが、スポーツである以上、それなりのリスクがつきまといます。
普段から運動をしていない人、「走る」ことから遠ざかっている人は、健康診断などのメディカルチェックも必要です。「走る」ことの基本を身に付け、安全にランニングを楽しみましょう。
走るための場所選び
1.眺めの良い楽しめるコース選び。
何事も楽しくなければ長続きしません。
気持ち良く走れるコースを探してください。
2.平坦なコースから始めましょう。
登り下りは、脚の筋肉への負担も大きくなります。
平坦なコースからスタートして、慣れたら高低差のあるコースで練習しましょう。
3.安全なコースを選びましょう。
コースの交通量やコンディション（凸凹や固さ等）を事前に確かめて安全なコースを選びます。
走るための準備/シューズ＆ウェア
靴選びのポイントは、ランニングシューズに限らず、「夕方」買い求めることです。
誰もが経験ある生理現象が夕方の足（脚）のムクミ。その夕方の状態でちょうど良いサイズの靴を選べば、長時間、履き続けても足を痛めることは少なくなります。あとは自分の気に入ったデザインやカラーを見つけてください。
- シューズ選びのポイント
- 自分にあったシューズを選ぶ
1.初心者は「トレーニング用」を選びましょう。
市販されているシューズはトレーニング用とレース用の2種類。
初心者はソール（靴底）の厚いクッション性の高いものがお勧めです。
※初心者はレースに参加するときにもトレーニング用を使用すると良いでしょう。
自分にあったランニングシューズを選ぶ。
2.足の形に合ったものを選びましょう。
幅広、甲高、ラウンド型、スクエア型など、自分の足の特徴も知っておきましょう。
3.必ず試着する。
履いてみるだけではなく、できる限り店内を歩いてください。
相談できる店員のいる店を見つけるのもシューズ選びのポイントです。
- ウェア選びのポイント
- 身軽で軽快なものを選ぶ
1.汗をかいてもベトついたり肌に貼り付かない吸収、速乾、涼感タイプを選ぶ。
2.摩擦でスレないウェアを選ぶ。下着も同様。
3.帽子やサングラスで日焼け対策。
呼吸法
ランニングは酸素を大量に必要とするスポーツです。安静時の10～20倍、毎分100リットルを超える場合もあります。
走行時の呼吸をスムーズに行うためには「吐き出し」を意識すると良いでしょう。
空になった肺には自然に空気が入ってきます。
