ランニング講座 トレーニング

トレーニングの方法を知ろう!

トレーニングの種類

1.ジョギング
ジョギングは、非常に楽なペースでゆっくり走ることです。初級者では運動効果も高く、毛細血管が増えて全身持久力が向上します。もちろん、体脂肪も減少していきます。
激しいトレーニングの後や大会のゴール直後には必ずジョギングを行いましょう。疲労回復を早め、故障やケガを防止する効果があるので、トレーニングの成果も高まります。
ジョギングが苦しければ、ウォーキングにかえても同じような効果があります。

2.持続トレーニング
一定の負荷で長時間走り続けるトレーニング。初級者はお喋りができる「楽」なペースで20〜30分を目標にしましょう。マラソン大会を目指す人は、楽なペースで60分走・90分走・120分走・180分走などを行うとよいでしょう。

POINT
楽なペースで長時間走るトレーニングを、
とくにLSD(Long Slow Distance)と呼んでいます。

3.ビルドアップ走
時間とともにスピードを上げていく走り方です。
トラックの1周ごとにあげたり、1kmごとにあげたり、ジョギングから入り、調子とともにスピードを上げるなど、距離やねらいに応じていろいろな方法を工夫してみましょう。

4.ペース走
あらかじめ走るペースを決めておいて一定の距離を同じ速度で走り続けるトレーニングです。心肺機能が向上し、レースでのペース感覚を身につけることが出来るようになります。今のペースで余裕が出てきたら、1段階ペースアップを図りましょう。

5.クロスカントリー(起伏走)
自然の中でのトレーニングは、気分転換になります。起伏地や整地されていない地形でのトレーニングは、トラックで行うトレーニングとは違った筋肉も養成してくれます。

6.インターバルトレーニング
エリートランナーでは、持続トレーニングと同じくらい実施頻度の多いトレーニングです。急走時の運動強度は160〜180回/分で、緩走期の心拍数が120〜130回/分になったら、次の急走期に入るトレーニングです。
皆さんは自分のレースの設定ペースより、少し速いペースで行うなど修正して、無理をしないで行いましょう。

7.レペティショントレーニング
間に休息時間を十分とって、1回1回をほぼ全力で追い込んで走るトレーニングです。レースに近い運動強度の高いトレーニングです。トレーニングが終わったら、15〜20分のジョギングを行い、疲労回復とケガの防止に努めましょう。一般のランナーには必要のないトレーニングです。

ペースの考え方

STEP1 全身持久力を高める効果的な運動強度を理解しましょう

漸増運動テストと乳酸値

①長く走り続けることができる能力(全身持久力)は、有酸素運動が効果的です。お喋りができるペースでジョギング、持続走、ビルドアップ走、ペース走、クロスカントリー走などを行いましょう。インターバル走をやるときも、お喋りができるペースで行うとよいでしょう。

②エリートランナーは、無酸素運動が加わるインターバル走やレペティション走、ビルドアップ走などが必要です。一般ランナーはほとんど必要のない運動強度です。

OBLA
乳酸値が4mmol/lに達したポイントで、これ以上になると激しい運動ができなくなります。

※マラソンのトレーニングは、お喋りしながらでも長く走り続けることができる、①の範囲の運動強度で行いましょう。(STEP2参照)

STEP2 お喋りができる範囲の運動強度でトレーニングしましょう

故障やケガを防止しながら全身持久力を高めるには、お喋りができる範囲の運動強度が最適です。次の図表はボルグ博士が考案した主観的運動強度をもとに、各種のマラソントレーニングをお喋りができる範囲で一覧にしたものです。この図表を参考にして、各レベルごとに参考として紹介したトレーニングメニューを行いましょう。尚、体脂肪を減らすにも6〜10の主観的運動強度(楽なランニング)が、より効果があります。

表

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