栄養

不可欠な水分が失われると・・・

脱水による症状

人のカラダにとって不可欠な水分が失われると、どんなことが起こるのでしょうか?
運動中の発汗量は、1時間に2リットルにも及ぶことがあります。脱水が体重の2%以上になると運動能力が著しく損なわれることになります。

出典:日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」

スポーツ活動中の熱中症予防5ヶ条
日本スポーツ協会発行
「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」より抜粋

スポーツ活動中の熱中症予防の原則は、日本スポーツ協会が「熱中症予防5か条」に、

  1. 1環境に応じた運動のやり方、
  2. 2暑さに慣らすこと、
  3. 3適切な水分・塩分の補給、
  4. 4服装、
  5. 5個人差と体調に注意すること、

としてまとめています。

“適切な水分・塩分の補給”も大切な予防方法の一つです。

暑いときの練習は熱中症の危険性が増します。
環境条件に応じて運動量を調節し、
しっかり休憩をとって、適切な水分補給をしましょう。

運動パフォーマンスの低下

アスリートや定期的に運動を行う人にとって、水分補給が不十分なために起こる運動パフォーマンスの低下は大きな問題となります。汗をかいて脱水がすすむとパフォーマンスが低下し、一方、しっかりと水分を補給しているとパフォーマンスを維持することができます。

「踏み台昇降運動指数」を「有酸素運動能力」の指標として「脱水量」「水分補給量」との相関を見た試験

水分補給とパフォーマンスの関係
水分補給が十分な場合

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