イオン飲料を用いた水分補給に関する主な研究成果

研究成果一覧

脱水後の血液性状の回復に及ぼす電解質-糖飲料摂取の効果
岩永光一、木場孝繁、冨永秀敏
久留米医学会雑誌 1986;49:333-339
目的:
イオン飲料の摂取が、運動による脱水後の血漿量の回復に有効であるか、検討を行った。
方法:
健常成人男性9名を対象に、イオン飲料摂取、水摂取、無摂取の3条件にて、クロスオーバー比較試験を実施した。高温環境下 (室温45゚C、相対湿度50%) で自転車こぎ運動により体重の4%の脱水を負荷した後、4時間の回復期を設け、脱水量相当の試験飲料を15分ごとに13回に分けて摂取させ、血液性状の測定を経時的に行った。
結果:
脱水後の血漿量の回復は、イオン飲料摂取で水摂取より速やかであり、イオン飲料摂取時の血漿量減少度は、回復期1.5時間目と2.5時間目において水摂取よりも有意に小さかった。
考察:
イオン飲料の摂取は、水に比べて運動による脱水後の血漿量の回復が速やかであったことから、運動時の発汗による体水分の損失に対するイオン飲料の有用性が示された。

飲料摂取後の血漿量の変動

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