イオン飲料を用いた水分補給に関する主な研究成果

研究成果一覧

Rehydration after bathing:
Comparison between a carbohydrate-electrolyte beverage and water
(入浴後の水分補給効果:糖電解質飲料と水の比較)
Tadano K, Sakurai M, Shimizu M, Noda T, Hamada K, Morimoto T, Tadano J
医学と生物学 2010; 154: 376-386
目的:
イオン飲料の摂取が、入浴時の発汗による脱水や血液粘度上昇からの回復に有用であるか、検討を行った。
方法:
健常成人男性12名を対象に、イオン飲料摂取、水摂取、無摂取の3条件にて、クロスオーバー比較試験を実施した。湯温 41℃で15分間入浴した後、室温27.8℃、相対湿度38.0%の環境下で30分間安静を維持した。安静30分後に体重減少と同量の試験飲料を摂取し、飲料摂取後の血液性状の変化について調べた。
結果:
湯温41℃、15分間の入浴とその後30分間の安静により、約800mlの水分を損失した。血漿量は、イオン飲料を摂取した場合で、水を摂取した時に比べて摂取開始60分目において、また無摂取に比べて60、120、240分目で有意に高い値であった。血液粘度は、イオン飲料を摂取した場合で、無摂取に比べて120、180分目で有意に低い値であった。
考察:
イオン飲料の摂取は、入浴時の発汗による脱水や血液粘度上昇からの回復に有用であることが示唆された。
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