大塚製薬株式会社

医療関連事業
2004年6月28日

高カロリー輸液用トリプルバッグ製剤
「ネオパレン1号」「ネオパレン2号」
6月25日薬価収載、発売

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:樋口達夫、TEL:03-3292-0021)は、6月25日に薬価収載された、一度の操作で、糖・電解質・アミノ酸・総合ビタミン液の混合調製ができる高カロリー輸液用トリプルバッグ製剤「ネオパレン1号」、「ネオパレン2号」を、同日発売しました。

  • トリプルバッグ製剤:「ネオパレン1号」、「ネオパレン2号」のトリプルバッグの構造は、ダブルバッグの上室内に小室(第3室)を有する3室からなる新しいタイプのキット製品です。

「ネオパレン1号」、「ネオパレン2号」の特徴は、

  1. 一度の操作で隔壁部を開通させることができ、簡便かつ無菌的に栄養素を混合調製することができます。
  2. 総合ビタミン剤と糖・電解質・アミノ酸製剤が一剤化されているので、ビタミン(特に ビタミンB1)が同時に投与できます。
  3. 混合時に注射針等を必要とせず、経済性、利便性に秀れています。
  4. 在宅で高カロリー輸液療法を行う際に、総合ビタミン剤の混合調製の負担を減らします。

「ネオパレン1号」は、560kcal/1,000mL(1袋)で高カロリー輸液の開始液、あるいは維持液として、「ネオパレン2号」は、820kcal/1,000mL(1袋)で維持液として、通常、成人には1日2,000mL(2袋)を24時間かけて中心静脈内に持続点滴して使用します。

「ネオパレン1号」、「ネオパレン2号」は、経口・経腸管栄養補給が不能または不十分な患者を対象に、糖・電解質・アミノ酸・総合ビタミンの栄養補給を行うもので、多くの患者の お役に立てるものと考えています。

大塚製薬は、'Otsuka - people creating new products for better health worldwide'の理念のもと、世界の人々の医療と健康に貢献する製品と情報の提供に努めて参ります。