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大塚製薬株式会社
〒101-8535 東京都千代田区神田司町2-9

2005年3月8日

医薬関連事業

大塚製薬とBMS
抗精神病薬 「アリピプラゾール」
双極性感情障害の治療維持期
FDAより追加適用承認 3月1日

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:樋口達夫、TEL:03-3292-0021)と、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(BMS社:米国ニューヨーク州ニューヨーク、会長兼CEO:ピーター R ドーラン Peter R. Dolan)は、非定型抗精神病薬アリピプラゾール(英語表記:aripiprazole、米国での製品名および英語表記:アビリファイ、ABILIFY)の双極性感情障害の治療維持期(再発抑制)の追加適用を、3月1日(米国東部時間)FDA*より取得しました。

  • FDA:Food and Drug Administration(米国食品医薬品局)

アリピプラゾールは、1988年に大塚製薬が発見し、2002年11月に大塚製薬が統合失調症の治療薬としてFDAより承認を取得し、米国で大塚製薬の現地法人であるOAPI**とBMSが共同で販売しています。
2004年9月に双極性感情障害(いわゆる躁鬱病)の急性躁病期に対する効能を取得しましたが、今回、双極性感情障害の治療維持期の適用を取得しました。臨床試験では、アリピプラゾール投与によって少なくとも6週間症状が安定している双極性感情障害の患者において、プラセーボに比べ再発時期の有意な遅延が認められました。

アリピプラゾールは、米国ですでに 80万人以上、370万回以上処方されております。日本では2003年3月に申請しており、現在審査中です。

  • ** OAPI:Otsuka America Pharmaceutical,Inc.

双極性感情障害は、いわゆる躁鬱病とも呼ばれ、米国では200万人以上が罹患し、30才以前に発症することが多いといわれています。患者には、躁病期、鬱病期、または両方を含む感情の変動が生じます。

大塚製薬 代表取締役社長 樋口達夫は、「抗精神病薬として使用されている世界で唯一のドーパミンのパーシャルアゴニストであるアリピプラゾールが、また新たな中枢疾患治療の重要なマイルストーンに到達できたことを非常にうれしく思います。この適用拡大により、双極性感情障害の急性躁病期にアリピプラゾールで治療が成功した患者が、安全に効果的に治療が続けられるようになると考えています。」と述べています。

また、米国BMS社のアンソニー・フーパー社長は、「アビリファイが、双極性感情障害に苦しむ多くの患者と医師に新しい治療の選択肢となる適用を取得し、重要な新しい治療を提供できることは大変喜ばしいことです。」と述べています。

大塚製薬は、‘Otsuka - people creating new products for better health worldwide’ の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

ご参考

双極性感情障害について

双極性感情障害は、いわゆる躁鬱病とも呼ばれ、米国では200万人以上が罹患し、30才以前に発症することが多いといわれています。患者には、躁病期、鬱病期、または両方を含む感情の変動が生じます。
躁病期には、患者の気分が高揚し判断力が損なわれるので、病気であるという認識や、人の助けを拒もうとすることが多くなります。鬱病期では、絶望感を感じ、人の助けを求め、受け入れることができず、自分は助からないと考えることもあります。躁鬱期には、躁、鬱の両方の症状が同時に起こります。
双極性感情障害は、幻覚や妄想など何らかの精神病症状を経験することもあります。これらの感情障害は数時間、数日あるいは数か月持続することがあります。双極性感情障害は罹患していることが認識されにくく、診断された後でさえ、治療を受け、それを継続するよう患者を説得することが極めて困難なことが多いといわれています。

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。