大塚製薬株式会社は、五豊食品有限公司が所有する中国の上場企業　徐州維維食品飲料有限公司の発行済み全株式25.09%を取得する契約を4月8日に締結し、資本参加する予定です。
また大塚製薬の子会社である大塚（中国）投資有限公司は、維維集団株式有限公司の所有する株式のうち徐州維維食品飲料有限公司の4.81%の株式譲渡契約を締結しました。
これにより大塚製薬および大塚（中国）投資有限公司の所有する株式は、徐州維維食品飲料有限公司の全株式の29.9%となり、株主順位2位になる予定です。
なお、株式譲渡においては、中国商務部等の審査機構の批准が必要であり、批准されてはじめて契約が発効します。

大塚製薬は、今回の契約により、今後、徐州維維食品飲料有限公司と各種技術、製品ノウハウの提供を含む業務提携を進め、中国における栄養製品事業の基盤強化に努めてまいります。

徐州維維食品飲料有限公司は、江蘇省徐州に本社を置き、牛乳、豆乳、粉乳などの食品、飲料の製造販売メーカーで、中国豆乳粉市場の約70%のｼｪｱｰを持つ企業です。

大塚製薬は、1980年に医薬品分野において、日本企業として中国で最初の合弁会社、中国大塚製薬を設立し、中国での医薬品事業をスタートしました。
飲料事業では、2003年より中国現地法人　天津大塚飲料有限公司において北京および天津を中心にポカリスエットを販売開始し、今年6月からは大塚慎昌（広東）飲料有限公司において広東エリアを中心にポカリスエットの販売を行う予定です。
今後、ポカリスエットをはじめとする飲料事業に加え、今回の提携を機会に、中国での栄養製品事業を進めていきます。

今回の契約について、当社OIAA （Otsuka International Asia Arab）事業部 執行役員梅野雅之は、｢今回の資本参加により、豆乳、乳業メーカーの徐州維維食品飲料有限公司とともに、両社の強みを生かし、WIN WINの関係を構築し、中国における栄養製品事業を今後も積極的に拡大したい。｣とコメントしています。

大塚製薬は'Otsuka - people creating new products for better health worldwide'の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

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