大塚製薬株式会社

企業
2007年3月29日

体のしくみと健康について考える
「OTSUKA新漫画ヘルシー文庫」第6巻
『スポーツって楽しいね編』
3月28日発刊 全国の中学校に寄贈

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:樋口達夫)は、スポーツの楽しさや効用について漫画でわかりやすく楽しめる「OTSUKA新漫画ヘルシー文庫」第6巻『スポーツって楽しいね編』を2007年3月に発刊し、全国の公・私立中学校(約11,000校)、海外の日本人学校(約280校)などに寄贈します(監修:日本医師会・日本学校保健会、推薦:日本小児科医会)。

子どもたちの間にも生活習慣病の予備群が増えているといわれます。その原因のひとつには、子どもたちの運動不足が指摘されています。
そこで、『スポーツって楽しいね編』は、成長期にある子どもたちに、家庭でのお手伝いなどもふくめて、体を動かすことの大切さ、スポーツをすることの楽しさと大切さをテーマにしました。

構成は、早稲田大学スポーツ科学学術院 樋口 満教授をはじめとする3名の専門家の方々にお願いしました。漫画は、やなせたかし氏、ちばてつや氏、赤塚不二夫氏など著名漫画家11名の方々に一項ずつ執筆していただきました。漫画のせりふ等を英語でも併記しましたので、生きた英語に触れることもできます。

「OTSUKA新漫画ヘルシー文庫」第6巻『スポーツって楽しいね編』の発刊に際し、構成委員及び漫画家の先生方から次のようなメッセージが寄せられています。

(構成委員) 山梨大学教育人間科学部助教授 中村 和彦氏

「子どもたちの体力低下が問題となっています。子どもたちが元気に育っていくためには、かつての日本の子どものように、いっぱいからだを動かして、おいしくご飯を食べ、ぐっすり眠るという生活を取り戻すことが大切です。そんな意味からもこの文庫はとてもタイムリーであるし、漫画で構成されているのもいいですね。」

(漫画家) ちばてつや氏

「ボクは今年68歳になる爺いですが、この年齢になっても野球をするのが楽しくてたまりません。泥にまみれて熱い汗をかく、その気持ちよさにはまってしまい、漫画描きで徹夜明けしたときでも野球をしに出かけてしまいます。このヘルシー文庫を読んでくれた子どもたちに、そんなからだを動かすことの楽しさが伝われば何よりもうれしいです。」

大塚製薬は、平成元年より平成12年まで、小学校中高学年の子どもたちに体のしくみや健康について楽しみながら興味を持ってもらう目的で、「OTSUKA漫画ヘルシー文庫(全12巻)」を毎年1巻ずつ刊行し、全国の公・私立小学校(約25,000校)などに寄贈してまいりました。
小学校では、保健室や図書室、教室に置かれ、子どもたちだけでなく先生方にも広くご活用いただいています。
そして平成13年に新たなステップとして、同じく成長期にある中学生を対象「OTSUKA新漫画ヘルシー文庫」を発刊、昨年までに5巻を刊行しました。いずれの巻も小学校同様保健室や図書室に置かれ、生徒たちが自由に閲覧するほか、授業の教材にも広く活用され、送付後のアンケートにも「わかりやすい」「おもしろい」「楽しく健康に関心が高まる」との声をいただいています。

子どもたちが健康について関心を持ち、理解を深めていくために、「OTSUKA新漫画ヘルシー文庫」第6巻『スポーツって楽しいね編』がお役に立てればと考えています。

大塚製薬は、'Otsuka - people creating new products for better health worldwide'の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。