大塚製薬株式会社

企業
2007年11月19日

「環境社会報告書2007」発行
「環境社会活動の歩み」を掲載
徳島板野工場 ゼロエミッション達成

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:樋口達夫)は、「環境社会報告書2007」を発行いたしました。

大塚製薬では「情報の正確さ」と「分かりやすさ」をコンセプトに2003年より環境社会報告書を発行しています。「Otsuka Academy of Environment (環境の学校)」を副題として「社員自らの学びの場」とも位置づけています。報告書には中長期において数値目標を定めてアクションに移し、その推移を追っていくという基本的な姿勢に基づいた活動だけを記載することが原則です。「環境社会報告書2007」ではこれまでの5年間の環境活動をまとめた「環境社会活動の歩み」を掲載し、現在までの課題と今後の取り組みについてわかりやすい報告とするよう努めました。

前年度の徳島ワジキ工場に続き2006年度には医薬品製造工場の徳島板野工場がゼロエミッションを達成いたしました。また徳島工場エリアでは都市ガスを利用して発電し、発生した熱も有効利用するコージェネレーションシステムを導入してエネルギー転換を図りました。これにより徳島工場エリアのCO2排出量が従来に比べ40%削減できる見込みです。前年度に発足したオフィス環境部会では、全社的にエコドライブ運動、夏季軽装デーを実施しオフィス部門の環境負荷低減に努めました。2007年6月に発売したポカリスエット500mlエコボトル開発による容器重量約30%削減についても、リデュースの取り組みとして報告しています。事業活動によるCO2排出量は売上原単位で1990年度比18.1%削減、廃棄物排出量は4927t、再資源化率96.5%、最終処分量は138tでした。

学びの場である「環境社会報告書2007」を通じて、これからも一歩ずつ課題解決に向けて前進し、自主的、積極的に環境保全活動に取り組むとともに、地域社会や自然環境との共生に配慮した事業活動に努めてまいります。

大塚製薬は、'Otsuka - people creating new products for better health worldwide'の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

環境社会報告書2007概要

体裁 A4カラー44ページ
構成 1.環境宣言、会社概要
2.環境社会活動の歩み
3.ハイライト
4.社会的パフォーマンス
5.環境マネジメント
6.環境パフォーマンス
7.編集後記
編集方針 情報の正確さ、わかりやすさをコンセプトに具体的な数値目標を設定して実行しその推移を追っていくという姿勢に基づいたものだけを記載する
対象組織 大塚製薬6工場(徳島工場、徳島第2工場、徳島ワジキ工場、徳島板野工場、佐賀工場、高崎工場)と研究所及び本社、事業所を含む販売事業所、大塚倉庫株式会社、大塚べバレジ株式会社
対象期間 2006年4月1日から2007年3月31日の実績
活動については直近のものを含み掲載