大塚製薬株式会社

企業
2010年4月23日

「2010年上海万国博日本産業館」にて
大豆の可能性Soylution(ソイリューション)を
コンセプトに映像展示

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)は、2010年5月1日から中国・上海市で開催される上海万博の日本産業館に、「Soylution 」* のコンセプトをもとに出展します。

  • *Soylution:Soy(大豆)とSolution(解決)を合わせた造語。

出展の背景

当社は、輸液製品を通じて「中国の地域医療に貢献する」ことを目的に、1981年、中国大塚製薬有限公司**(所在地:天津)を設立しました。現在、大塚グループ全体として、25 社が医薬品、医療機器、食品、飲料の製造販売、研究開発などの事業を中国で展開し、'Otsuka-people creating new products for better health worldwide'の企業理念のもと、人々の健康をサポートする活動を行っています。
日本産業館は、「日本の創るよい暮し」をテーマに掲げています。大塚製薬は、その中で、栄養豊富な大豆(Soy)が健康問題、食糧問題、環境問題など、地球上の様々な問題に答えることができる(Solution)という「Soylution」をコンセプトに映像展示を行います。

  • **中国大塚製薬有限公司は、中国初の外資との合弁企業として、中国医薬工業公司との対等出資により設立しました。

展示コンセプト「人類と地球のたからもの~大豆~」

大豆ははるか昔、中国で生まれ、日本をはじめ世界中に伝わりました。
当社は、大豆の持つ良質なたんぱく質や栄養素、機能的な成分に着目し、研究を重ねています。大いなる「大豆の可能性」を大豆の生まれた故郷中国から世界の人々へ発信し、「Soylution」のコンセプトのもと、「大豆が人類と地球をより健康で豊かな暮らしへ導いていく」という、メッセージを上海万博来場者の方々にお届けします。

ブースの中は、「感動体験ドームシアター」と称したドーム型の空間になっています。その空間演出に加え、スケール感あふれる映像、音楽が一体となって来場者の心を魅了します。
映像内では、日本が万博に初参加したウィーン万博(1873年)のCG画を、記録写真を元に緻密に画き起こして再現しています。その際、日本が出品したものの一つが大豆でした。130年以上経った今、上海万博にて、大豆は再び当社によって展示されることになります。

大豆が中国を起源として世界に様々な形で広まり、健康問題、食糧問題、環境問題などにこたえていく、というストーリーの案内人となるのが「天女」です。天女の撮影では、ワイヤーにより釣られた女性をクレーンカメラが動きながら撮影するダイナミックな演出を用いました。
大豆の恵みが世界の人々へ幸せ(健康)を届けることができるという当社のメッセージをこのようなダイナミックな映像とともにお伝えします。

「大豆は世界に広がる食糧問題、環境問題など様々な問題にこたえていく」そのようなストーリーの案内を「天女」が務めます。

1873年当時のウィーン万博の会場CGイメージ。会場内には、行き交う人々や馬車の姿が描かれ、雑踏音など、当時の情景を連想させる様々な工夫が随所になされています。

ストーリーの案内人となる「天女」の撮影シーン。
全長6mの衣装をまとった女性をワイヤーで釣り、クレーンカメラが動きながら撮影するという高度な撮影技術を駆使しました。

監督:加藤友之

広告映像から博覧会、ミュジアム、テーマパークなど多岐にわたり活躍中。国内外の広告祭、映画祭での受賞歴多数。文化庁メディア芸術祭・Los Angeles International Short Film Festival モントリオール国際映画祭、ロンドン国際広告祭など

音楽:千住明

あらゆるジャンルを融合し音楽のさらなる可能性を追求する日本を代表する作曲家の一人。'97年第20回、'99年第22回、'04年第40回ドラマアカデミー賞劇中音楽賞受賞

VFXスーパーバイザー:Colin Renshaw

世界で活躍するVFXスーパーバイザー。HPA(Hollywood Post Alliance)Award コンポジティング部門 WINNER賞。 Award Award(オーストラリア) VFXクラフト部門 シルバー受賞

大塚製薬企業Week:10月11日(月)~17日(日)

期間中、メインステージにてイベントを開催します。詳細は改めてご案内します。

大塚製薬は'Otsuka-people creating new products for better health worldwide'の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。