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大塚製薬株式会社

2010年11月11日

ニュートラシューティカルズ関連事業

イオン飲料を用いた研究成果 「入浴時の脱水に対する有用性」を臨床研究により日本で初めて確認

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)は、当社の佐賀栄養製品研究所において、糖電解質飲料(以下、イオン飲料)に関する研究を実施し、イオン飲料の摂取によって入浴時の脱水やそれに伴う血液粘度の上昇を抑制するという有用性を確認しました。本研究は入浴時の脱水に対するイオン飲料の有用性を臨床研究により日本で初めて確認したものです。

当社はこのたびの研究結果をもとに、入浴時のイオン飲料の摂取の大切さについて広く情報発信をするとともに、今後も人々の健康に貢献できるような研究を進めてまいります。

研究の概要

背景と目的

入浴時には、体温の上昇にともなう発汗や水圧による利尿によって身体の水分が失われる(脱水する)ことで、血液の濃縮、血液粘度の上昇などが起こると報告されています。日常生活をより健康的に過ごすために、入浴で失われた水分をすみやかに元の状態に戻すことは極めて重要です。

当社はこれまで、運動時の脱水や血液粘度の上昇に対する回復において、イオン飲料は水よりも有用であることを確認してきました。そこで、入浴時の脱水においてもイオン飲料に同様の有用性が期待できると考え、本研究を実施しました。

方法

健常成人男性12名を対象として、湯温41℃で15分間入浴させ、出浴30分後に、体重減少と同じ量の飲料摂取を行いました(それぞれイオン飲料、水、無摂取の3条件で実施)。その後、4時間安静を維持してもらい、この間経時的に血液・尿検査、体重測定を行いました。その時の血液性状の変化などについて3条件で比較しました。

結果

入浴によって(出浴後30分間を含む)、平均で約800mlの体水分が失われ、血漿量の低下と血液粘度の上昇が確認されました。

血漿量は、イオン飲料を摂取した場合、無摂取に比べて60、120、240分目において、また水を摂取した場合に比べて摂取開始60分目において有意に高い値でした(図1)。

また、血液粘度については、イオン飲料摂取後は低値で推移しており、無摂取に比べて120、180分目において有意に低い値でした(図2)。

結論

これらの結果から、入浴時の脱水やそれに伴う血液粘度の上昇の抑制において、イオン飲料の摂取が有用であることが示唆されました。

本研究結果に対し、体液・循環・体温調節の専門家である京都府立医科大学名誉教授森本武利先生は、「入浴は私たちにとって季節を問わない日常的な習慣です。入浴時の脱水に対する水分補給の大切さが詳細に確認されたことは、私たちが健康的に過ごすうえでとても意義のあることだと思います。」とコメントしています。

大塚製薬は‘Otsuka-people creating new products for better health worldwide’の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

参考:掲載論文について

参考:使用したイオン飲料の栄養成分

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。