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大塚製薬株式会社

2012年04月17日

医療関連事業

患者さんの飲みやすさを追求し、無理なく飲み続けられる
抗精神病薬「エビリファイ®OD錠」新発売

  • 世界の医薬品売上でトップ10に入った「エビリファイ」が、日本の患者さんに受け入れやすい「エビリファイ®OD錠*1」として新発売。忍容性の高さに加え、無理なく飲み続けられる薬に
  • 甘みがあり、口の中に入れると数秒で溶け、錠剤と比べ高齢者や女性など嚥下困難な患者さんにとっても飲みやすく、また外出先などでも水なしで飲めるため確実に服薬できる
  • 「双極性障害*2の躁症状」の治療の開始用量を1錠とした24mg錠を新たに追加

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岩本太郎)は、抗精神病薬「エビリファイ®」(一般名:アリピプラゾール)の新剤形として、「エビリファイ®OD錠」を4つの用量(3mg、6mg、12mg、24mg)で5月11日に日本国内で発売します。

「エビリファイ」は、世界で初めてのドパミンD2受容体パーシャルアゴニスト作用を有する抗精神病薬で、国内では「統合失調症」及び「双極性障害の躁症状」の治療に用いられています。これらの疾患の治療では長期にわたり薬を飲み続けることが大切ですが、従来の抗精神病薬では「眠気」などの副作用が原因で薬を飲むことをやめてしまう問題がありました。「エビリファイ」は、これらの副作用が生じにくいことに加え、更に剤形の面からもQOL(生活の質)を損なうことなく飲み続けられることを目指し、日本に受け入れの良いOD錠を新しく発売します。

「エビリファイOD錠」は、患者さんの飲みやすさを追求した製剤です。甘みがあり、口の中に入れると数秒で溶けます。今までの錠剤と比べ高齢者や女性など嚥下が困難な患者さんにとっても飲みやすく、外出先などでも水なしで飲めるため確実な服薬が期待できます。

また、「エビリファイ」は、3mg、6mg、12mgの3つの用量で販売をしていますが、OD錠では、新しく24mg錠が加わります。24mg錠は、本年1月に新しく適応症を取得した「双極性障害の躁症状の改善」の治療の開始用量であり、1錠で1日に必要な量を服用することができます。

  • *1:Orally Disintegratingの略称。通常の錠剤とは異なり、口の中ですぐに崩壊する製剤です。
  • *2:双極性障害は、躁うつ病とも呼ばれる疾患で、症状として躁状態とうつ状態を繰り返す病気です。

エビリファイについて

 

「エビリファイ」は、ドパミン・システムスタビライザー(DSS:Dopamine System Stabilizer)と呼ばれ、脳内でドパミンが大量に放出されているときには抑制的に働き、ドパミンが少量しか放出されていないときには刺激する方向で作用し、結果としてドパミン神経を安定化させます。このためドパミンの異常によって起こると考えられている統合失調症の陽性、陰性症状を改善する一方、眠気や体重増加などをきたしにくいため、長期にわたり継続服用が可能です。双極性障害の躁症状に対しては、統合失調症に対する作用機序と同様に、共通した薬理作用であるドパミン神経を抑制することでその作用を示すと考えられます。海外の豊富な使用実績や多くの臨床試験の報告をもとに、世界の各種ガイドラインにおいて双極性障害の躁症状の第一選択薬として推奨されている薬剤です。

日本では、統合失調症の治療薬として錠剤、散剤の2つの剤形を2006年6月に発売しました。また2010年4月に内用液を発売しています。2012年1月には双極性障害の躁症状の改善の適応を取得しました。現在までに日本を含めた世界65ヵ国・地域で発売され、2010年度の世界での売上は約4,000億円で、世界の医薬品売上トップ10に入る薬剤となりました*

  • *:(c) 2012 IMS Health. All rights reserved.
    Estimated based on 「IMS World Review Preview(Dec 2011 MAT)」
    Reprinted with permission

国内における「エビリファイ」の概要

エビリファイの概要 表

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。