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大塚製薬株式会社

2013年6月3日

医薬関連事業

心不全患者における体液貯留を改善する水利尿薬「サムスカ」
新たに「サムスカ®錠7.5mg」 6月4日に発売

  • 「サムスカ」は、国内において心不全で浮腫のある患者さんに、浮腫治療で使われている利尿剤の効果が不十分な場合に、腎機能などに影響を与えず水だけを出す利尿剤として1日1錠15mgが使用されている
  • 「サムスカ」による心不全患者さんの体液貯留の改善を促す過程において、低用量からの慎重な投与が必要な場合や、作用が強く現われた場合の減量、高齢者への投与など、患者さんへの治療をより個々に対応した調整ができるように、「サムスカ錠15mg」に加え、割らずにそのまま半用量の7.5mgから投与できる錠剤を新たに発売
  • 日本には、心臓の機能が低下することにより肺うっ血(血液の滞留)で肺に水が貯まる、あるいは全身に浮腫がみられる“浮腫を伴う心不全患者さん”が推定100万人いると言われ、そのうち年に約22万人が入院し、患者数は高齢化に伴い増加している

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)は、心不全における体液貯留の改善を効能・効果とする治療薬、バソプレシンV2-受容体拮抗剤「サムスカ®錠 (一般名: トルバプタン)」の新しく低含有量製剤として、「サムスカ錠7.5mg」を6月4日に国内で発売します。
「サムスカ」は、「水だけを出す利尿剤が欲しい」という医療現場の声を受け、当社が創製した薬剤です。ナトリウムなどの電解質の排泄に影響を与えず体内の余分な水のみを出す世界で初めてのメカニズムを持つ水利尿薬として、国内では「サムスカ錠15mg」を2010年から販売しています。このたび発売する「サムスカ錠7.5mg」は、心不全の浮腫に対する治療薬の重要性が高まるとともに、患者さんや医療現場のニーズに応じた用量が切望されていたため開発された製剤です。
うっ血性心不全で浮腫を抱える患者さんには通常1日15mg 1錠が処方されています。血清ナトリウム濃度が著しく低下している方や高齢者などには、1錠を分割して7.5mgから開始されることもあり、また口渇感が持続する方には減量を考慮する必要がありました。15mg錠を分割せずに服用できる7.5mg錠の製剤開発を行い、2013年2月4日に製造販売承認を取得しました。

参考

サムスカ錠7.5mgの概要

サムスカについて

「サムスカ」は、大塚製薬が自社で創製した非ペプチド性バソプレシンV2-受容体拮抗剤で、腎臓の集合管において、バソプレシン(抗利尿ホルモン)のV2-受容体への結合を選択的に阻害する作用機序を持った治療薬です。バソプレシンは、その作用のひとつとして、V2-受容体に結合することで、体液を保持することが知られています。「サムスカ」は、V2-受容体においてバソプレシンの働きを抑制することで、尿中から血中への水の再吸収を減少させ、ナトリウムなどの電解質排泄に直接の影響を与えずに水分のみを体外へ排出するメカニズムを持ちます。
「サムスカ」は、海外では低ナトリウム血症の治療薬として、2009年6月に米国、8月に英国、ドイツをはじめとする欧州各国で販売を開始しました。日本では、水利尿薬として世界初となる心不全における体液貯留の適応で2010年12月から販売しています。現在、世界14カ国・地域で販売しています。

  • 米国、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマーク、日本、カナダ、中国、台湾、韓国

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。