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大塚製薬株式会社

2014年2月17日

医薬関連事業

喘息やCOPD患者さんが、必要時に簡単に吸入できる気管支拡張剤
「メプチン®スイングヘラー®10μg吸入100回」が国内承認

  • 「メプチン」の吸入剤は効果の発現が速やかで喘息の発作時に広く使用され、短時間作用性β2刺激剤※1として評価を得る。この度の新製剤は小型になり喘息発作時に容易に薬剤吸入できる
  • 日本の喘息患者数は約105万人で、喘息死は2011年には約2,000人まで減少しているが、特に高齢者層に多くなる※2。喘息の発作時に鍵となるのは容易に速やかに吸入できることで、小児や高齢者の患者さんでも操作が簡単なβ2刺激剤のドライパウダー※3吸入式製剤が望まれる
  • 「メプチン」は、自社創製のβ2刺激作用の気管支拡張剤として気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の効能・効果で1980年に発売以来、患者さんの年齢や病態に応じた7剤形を開発。現在世界12カ国・地域で販売。新製剤は2005年発売のドライパウダー吸入式製剤の改良型で12製剤目

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岩本太郎、以下、大塚製薬)は、気管支拡張剤メプチンの新しい製剤として、「メプチンスイングヘラー10μg吸入100回」(プロカテロール塩酸塩水和物の吸入粉末剤)の製造販売承認を2月14日に取得しました。 

気管支喘息などの治療に使われる吸入式の気管支拡張剤は、直接気道へ薬を吸入させることにより少量で効果を発揮し、経口剤と比べて副作用を軽減できる利点があります。

一方、エアゾール製剤では、薬剤の噴射と同時に吸入する必要があり、このタイミングがうまく取れない患者さんがいます。薬剤の噴射と同時に吸入することが不要で簡単に吸入できる製剤、噴射剤を使用しない地球環境にやさしい薬剤、また喘息やCOPD※4の症状発現時に使用するために操作が簡単で薬剤の残量が正確にわかる吸入製剤の開発が求められてきました。

大塚製薬ではこの課題に対応するため薬剤の残量がわかるドーズカウンターを装備したドライパウダー吸入式製剤「メプチンクリックヘラー10μg」を2005年に発売しました。「メプチンスイングヘラー10μg吸入100回」は、小児及び高齢者にも使いやすいように操作をより簡素化し、さらにどこでも使えるように小型化して携帯性を改善した製剤であり、この度承認を取得しました。販売は薬価収載後に予定しています。

「メプチンスイングヘラー10μg吸入100回」は、大塚製薬の連結子会社である大塚テクノ株式会社と新たに共同開発した粉末吸入器「スイングヘラー」にドライパウダー状の薬剤を充填した製剤です。粉末吸入器「スイングヘラー」はワンプッシュで薬剤がセットでき,さらに容器本体に防湿機能を付加し一体にすることで既存品「メプチンクリックヘラー10μg」と比べて操作性や携帯性を向上させました。

「メプチン」は、大塚製薬が自社で開発したβ2刺激剤で、1980年に気管支拡張剤として気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の効能・効果で発売しました。発売以来、小児から高齢の患者さんの年齢や病態に応じた使用場面を考慮し、錠剤、顆粒、シロップ、ドライシロップ、エアゾール、吸入液、吸入粉末剤の7剤形・11製剤を開発して参りました。現在、「メプチン」は世界12か国・地域で販売されています。

日本で気管支喘息患者さんは、約105万人で性差はありません。近年、喘息の死亡率は減少し、2011年の喘息による死亡数は約2,000人程度と推移し、高齢者層に多くなっています。効果発現が速やかなβ2刺激剤(SABA)の「メプチン」の吸入剤は、喘息の急性発作時のリリーバー(発作時の改善薬)として広く使用され短時間作用性β2刺激剤市場で約5割以上を占拠し評価を得ています。また、COPDの患者さんにおいては約530万人で(福地ら、NICE Study. 2001年より)、SABAは増悪時の第一選択薬であることはもとより日常生活に支障をきたさないように息切れや咳など症状が出やすい入浴時や散歩などの前のアシストユースとしても使用されています。

  • ※1 β2(ベータツー)アドレナリン受容体刺激剤で、気管支拡張作用があり、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫などに使われます
  • ※2 厚生労働省「平成23年人口動態の概況」より
  • ※3 肺に到達しやすい超微粒子化された粉末
  • ※4 COPD (Chronic Obstructive Pulmonary Disease):慢性閉塞性肺疾患長;主に長年の喫煙が原因で発症し、呼吸機能が低下していく肺の病気。「慢性気管支炎」と「肺気腫」の2つを総称してCOPDと言われています。
  • ※5 SABA: short-acting beta 2 agonist

メプチン®スイングヘラー®10μg吸入100回の概要

「メプチンスイングヘラー10μg吸入100回」について

「メプチンスイングヘラー10μg吸入100回」は、2005年に発売した「メプチンクリックヘラー10μg」の改良型で12製剤目として、大塚製薬の連結子会社である大塚テクノ株式会社と新たに共同開発した粉末吸入器「スイングヘラー」にドライパウダー状の薬剤を充填した製剤です。粉末吸入器「スイングヘラー」はワンプッシュで薬剤がセットでき、さらに保管容器と一体にすることで既存品「メプチンクリックヘラー10μg」と比べて操作性や携帯性を向上させました。

「メプチン」について

「メプチン」は、大塚製薬が自社で開発したβ2刺激剤で、1980年に気管支拡張剤として気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の効能・効果で発売しました。発売以来、小児から高齢の患者さんの年齢や病態に応じた使用場面を考慮し、錠剤、顆粒、シロップ、ドライシロップ、エアゾール、吸入液、吸入粉末剤の7剤形・11製剤を開発して参りました。現在、「メプチン」は世界12か国・地域で販売されています。

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。