大塚製薬株式会社

ニュートラシューティカルズ関連事業
2014年9月16日

未来のアスリートに"世界の舞台"の経験を
第17回アジア競技大会で『次世代アスリート育成プロジェクト』を始動

  • 大塚製薬はポカリスエットを公式飲料として支援する第17回アジア競技大会において、トップアスリートや関係者への支援に加え、次世代アスリートの育成、スポーツ振興に貢献する活動を実施
  • 東北・岩手県の11名の小学生アスリートを選出※1。10月2日に行う男子サッカー決勝でのエスコートキッズ活動や代表選手のサポート環境の見学などを通じ、世界の舞台を経験する場を提供

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岩本太郎)は、ポカリスエットを公式飲料として支援する「第17回アジア競技大会(9月19日開幕、韓国・仁川で開催)」において、将来世界での活躍を目指すジュニアアスリートに世界舞台を経験する場を提供する「次世代アスリート育成プロジェクト」を実施します。当プロジェクトにおいて東北・岩手県の小学校6年生のアスリート11名※1を選出。10月2日に男子サッカー決勝戦においてエスコートキッズ活動を行う機会や、世界トップレベルの試合の観戦、代表選手のコンディショニングをサポートする環境を直接見学・体験する機会を提供します。

  • ※1 岩手県が(独)日本スポーツ振興センターと連携して実施している次世代アスリートを育成する「タレント発掘事業(いわてスーパーキッズ)」に参加する方より選出

ポカリスエットやカロリーメイトなど、現地で活動する子どもたちのコンディショニングをサポートするグッズの贈呈式が9月15日に岩手県花巻市にて実施されました。陸上競技の県大会上位成績者で、参加者を代表して挨拶した田原彩名さんは、「国際大会を直に見るのは初めてです。トップ選手が試合前にどのような取り組みをしているのか、また何を食べて何を飲んでいるかなどを見てきたいです。そして、自分の試合のときにそれを活かして、高校生になった時には、国際大会に出られるようにがんばります。」と抱負を語りました。
また、岩手県の次世代アスリート発掘・育成事業「いわてスーパーキッズ」の担当の三ヶ田礼一氏は、「世界での活躍を目指す中で、若い年代のうちに代表選手と直に触れあい、また代表選手のサポートの場に行けることは、子どもたちにとってとても良い経験になると思います。今回の機会を活かして、トレーニングに取り組んだり、人間力を高めるために日々努力し、世界で活躍してほしいと思います。」とコメントしています。

当社はポカリスエット発売当初から様々なシーンにおける水分と電解質(イオン)補給の重要性の啓発を行っています。1991年からは日本体育協会と連携し、スポーツ時の熱中症対策のための情報提供を実施。また、アジア競技大会などの国際大会や、国内では全国高校総体や、各競技団体、スポーツ少年団などにおいて選手や関係者への支援を行っています。これらの活動を活かし、将来世界を目指すジュニアアスリートの育成に貢献するため、世界舞台を経験する場を提供する企画を新たに立案、このたび初の実施にいたりました。
アジア競技大会加盟国の人口は世界人口の約1/2を占める、約38億人※2です。大塚製薬は日々成長・変化するこのエリアにおいて、スポーツ振興は人々の健康に大切な要素と考え、アジア競技大会において現在アジアを中心に17カ国・地域で展開するポカリスエットを公式飲料としてトップアスリートや関係者に提供します。また大会を観戦する世界各国の方々に水分・電解質補給や栄養補給の大切さを伝える活動を通じて、人々の健康づくりに貢献したいと考えています。

【アジア競技大会でのサポート内容(予定)】

1)競技場および選手村でポカリスエット、ソイジョイ提供

アジア各国のトップアスリートが、普段から使い慣れている製品を利用してベストコンディションで競技に臨めるよう、アジアを中心に展開しているポカリスエット※3、ソイジョイ※4を各会場で提供します。

  • 提供予定製品数:ポカリスエット 約50万本(500mlペットボトル)、ソイジョイ 約13万本

2)開会式「Incheon Asiad Street」での水分補給啓発ブース展開

9月19日開催の開会式会場に設置される企業展示ゾーン「Incheon Asiad Street」において、世界中から集まる観戦者を対象に、運動時や日常生活における発汗時の水分・電解質補給の大切さを伝えるブースを設置します。

【アジアにおけるポカリスエット展開】

大塚製薬は1973年にタイ、1974年に台湾、インドネシアに合弁会社を設立するなど、アジアから海外事業を開始しました。ポカリスエットは、「汗の飲料」をコンセプトに、発汗によって失われた水分、電解質(イオン)をスムーズに補給する健康飲料として1980年に発売後、日本発のグローバル製品として、現在では世界17カ国・地域で展開し、海外での売上は国内を上回るまでに成長しています※5。また、当社の佐賀栄養製品研究所では、発汗による水分・イオンをすばやく補給する飲料の更なるエビデンスを求め、30年以上にわたり研究を続けています。

このたびのアジア競技大会の舞台である韓国では、東亜大塚が1987年からポカリスエットの製造販売を開始しました。主にスポーツシーンで多く利用され、4年連続で国家顧客満足度調査で1位を受賞するなど、健康に貢献する飲料として広く支持を受けています。アジア競技大会開催を機に、大会ロゴ入り製品の販売や、大会用特別CMなどを通じ、運動・スポーツ時など発汗時の水分電解質補給の訴求活動を強化しています。

  • ※2 アジア・オリンピック評議会に加盟する45の国と地域の人口の合計(外務省ホームページより)
  • ※3 ポカリスエット販売国・地域:日本、台湾、シンガポール、バーレーン、サウジアラビア、オマーン、アラブ首長国連邦、韓国、インドネシア、タイ、マレーシア、中国、クウェート、カタール、フィリピン、エジプト、ベトナム
  • ※4 ソイジョイ販売国・地域:日本、中国、米国、韓国、台湾、インドネシア、シンガポール、フランス、イタリア、スペイン、ベルギー
  • ※5 販売本数ベースで2008年度に海外が国内を上回りました(社内データ、非連結含む)