大塚製薬株式会社

企業
2015年1月27日

大塚製薬 豪州における医薬品販売拠点として 新会社「大塚オーストラリアファーマシューティカル Pty Ltd」を開設

  • 当社初のオセアニア地域の現地法人となる医薬品販売会社、大塚オーストラリアファーマシューティカルを設立
  • オーストラリアでは高齢化が進み、慢性疾患や精神疾患などにグローバルに遅れを取らない先進的治療が必要とされている。革新的な治療薬を提供することで地域の治療向上への貢献を目指す
  • この度の新会社開設により、大塚グループの独自の海外拠点は27カ国・地域となる

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岩本太郎、以下「大塚製薬」)は、オーストラリアに現地法人、大塚オーストラリアファーマシューティカル(Otsuka Australia Pharmaceutical Pty Ltd)を設立し、昨年末にシドニー郊外にオフィスを開設しました。新会社は、現地の患者さんに革新的な新薬をお届けすることを目的とし、医薬品販売拠点として長期にわたるプレゼンスを確立し地域に貢献してまいります。

オーストラリアの医薬品市場は、過去数年にわたり成長を続けています。2012年の同市場は約130億豪ドル (1兆1,000億円、136億米ドル)で、世界市場で第12位の規模です。オーストラリアでも現在高齢化が進み、幅広い薬物療法を要する慢性疾患が増加する傾向にあります。特に統合失調症患者さん28万5千人、うつ病患者さん100万人、認知症患者さん29万8千人がいると推定され、これら精神・神経疾患が大きな社会的な経済負担となっています。

大塚オーストラリアファーマシューティカルの社長に就任した竹本一士は「大塚製薬は、重要な市場であるオーストラリアの医療業界に参入できることは非常に喜ばしく、また光栄に思っています。精神・神経疾患のように未だ満たされていない患者さんのニーズがある領域において、当社の製品で積極的に貢献できるよう全力を尽くす所存です。この度の新会社設立は、大塚グループとして27カ国・地域目の会社で、世界中の人々の健康に貢献する革新的な製品の創出によりグローバル価値創造企業を目指すという企業理念から重要なマイルストーンとなると考えます」と述べています。

大塚製薬は、この度のオーストラリアの新会社の設立により、オーストラリアの患者さんによりよい治療をお届けできるように貢献してまいります。

会社概要

大塚オーストラリアファーマシューティカル (Otsuka Australia Pharmaceutical Pty Ltd)

会社概要