大塚製薬株式会社

ニュートラシューティカルズ関連事業
2016年1月26日

大塚製薬 フィリピンに機能性飲料・食品事業の合弁会社を設立

  • 2007年よりポカリスエットを展開しているフィリピンにおいて、さらなる成長を目指し、現地で幅広い分野の実績と信頼があるパートナー企業との協働で、機能性飲料・食品事業を行う合弁会社を設立
  • ポカリスエットは1980年に日本で誕生し、1982年より海外展開を開始し、海外販売が順調に成長
  • 経済成長、健康意識の高まりとともに機能性飲料、食品の需要拡大が見込まれるフィリピンで、トータルヘルスケアカンパニーとして事業拡大を目指す

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:樋口達夫)は、フィリピンに機能性飲料・食品事業を目的とした、ソーラーエンターテイメント社との合弁会社「大塚ソーラー フィリピン社」(OTSUKA-SOLAR Philippines, Inc.)を、1月14日に設立しました。この合弁会社設立で、フィリピンでの全国規模のマーケティング活動を活発化し、ポカリスエットブランドのさらなる価値の向上、販売拡大と、大塚製薬の機能性飲料・食品事業の拡大を目指します。

フィリピンで販売されているポカリスエット(左から2L、500ml、350ml、330ml)
フィリピンで販売されているポカリスエット(左から2L、500ml、350ml、330ml)

1980年、ポカリスエットは、「汗の飲料」をコンセプトに、発汗により失われた水分・電解質(イオン)をすばやく補給する飲料として開発されました。
1982年より海外展開がスタートし、フィリピンでは2007年より、現地子会社 フィリピン大塚製薬 ※1を通じて販売を開始。同製品は、現在、アジアを中心に20カ国・地域 ※2で販売され、海外の販売本数が日本国内と同等まで成長し ※3、フィリピンでも順調に売り上げを伸ばしています。

フィリピンは、アジア新興国の中で、中国、ベトナムなどと並ぶ高い経済成長率を示し、近年、年平均約6%の成長 ※4を続けています。また、生活が豊かになる中、マラソンイベントが各地で開催されるなど、健康への意識も高まってきており、今後の機能性飲料、食品の需要拡大が見込まれ、当社の当分野における事業拡大が期待できる国のひとつです。
新合弁会社の設立は、現地で宣伝、物流など幅広い分野で実績と信頼のあるパートナー企業「ソーラーグループ」(SOLAR GROUP)との協働で実現しました。

大塚製薬は、今後もOtsuka-people creating new products for better health worldwideの企業理念のもと、革新的な製品を開発し、世界の人々の健康に貢献してまいります。

  1. 1大塚(フィリピン)製薬: Otsuka (Philippines) Pharmaceutical, Inc. 1997年設立
  2. 2日本、台湾、シンガポール、バーレーン、サウジアラビア、オマーン、アラブ首長国連邦、韓国、インドネシア、タイ、マレーシア、中国、クェート、カタール、フィリピン、エジプト、ベトナム 、ミャンマー、東ティモール、カンボジア
  3. 3大塚ホールディングス 決算発表資料
  4. 4ADB アジア開発銀行 2015年予測

合弁会社の概要

合弁会社の概要

会社概要:ソーラーエンターテイメント(SOLAR ENTERTAINMENT CORPORATION)

会社概要:ソーラーエンターテイメント(SOLAR ENTERTAINMENT CORPORATION)