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CSR大塚ウエルフェアクリニック

14年半にわたり、88万人を超える人々をサポート大塚グループ各社の協力のもと、アフガン難民のための無料クリニックを開設

パキスタンのペシャワールに2003年に設立したアフガニスタン難民のための診療所「大塚ウエルフェアクリニック」では、2017年末の閉所まで14年半にわたり援助の必要な患者さんの診療を無償で行ってきました。この診療所は大塚製薬とアジア・アラブで事業を営む関係会社23社が協力して設立しました。

2001年以降、隣国アフガニスタンからパキスタンに訪れた難民は180万人。国境近くのペシャワールで衣食もままならない状況に置かれていました。大塚製薬の関係会社である大塚パキスタンLtd.では当時、赤十字を通じて輸液製品の提供を行っていましたが、アジア・アラブ地域で事業を展開している企業として、現地で直接難民を支援したいとの強い想いから検討を重ねた結果、難民キャンプで満足に治療を受けられない人々を支援するため無償で診療を行うことを決定し、2003年に大塚ウエルフェアクリニックの設置に至りました。

診療所には3人の医師と看護師、薬剤師、医療補助員など9人前後のスタッフが常勤し、呼吸器系、消化器系、皮膚科、産・婦人科、眼・耳鼻科系疾患の診療にあたりました。アフガニスタン難民のみならず、近隣住民の診療も行い地域に根ざした医療機関として、子どもや女性を中心に、多い時では約300名/日が訪れ、これまで88万人以上の患者さんに無償で医療提供を行ってきました。

また2010年7月の集中豪雨による大洪水時には、被害の大きかった近隣アザクヘル難民キャンプなど2箇所に診療所の医師が出向いて臨時救援所を開設し、被災者の診療や治療にあたりました。

2011年12月には、設立から8年間にわたる無償での医療活動が、地域福祉に特筆すべき貢献となり、両国の親善を深めるのに大いに役立ったとして、駐パキスタン日本国大使から表彰状が授与されました。

また、2014年8月、長年にわたるパキスタンにおけるアフガン難民および地域の医療の促進への貢献が認められ、外務大臣表彰を受賞しています。

2016年にアフガニスタン難民の帰還が大きく前進し、2017年内にはその収束が想定されたことから、「アフガニスタン難民を直接支援する」という歴史的使命は完遂されたとして、2017年末に閉所し、14年半にわたる活動の幕を閉じました。

大塚製薬は、「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」の企業理念のもと、世界の人々の健康への貢献を使命として事業活動を展開すると同時に、生命関連企業としての自覚に基づき、人々の健康や地域に貢献できる様々な活動を行っています。当社はじめ、大塚パキスタンLtd.を含む関係会社は、今後も人々の健康に寄与すべく地域に根ざした活動を行っていきます。