循環器科に通院中の方へ
「PAD」の症状と診断、治療法、および循環器科で扱うよく似た別の病気についてわかりやすく解説いたします。
診断方法/治療方法
PADはどのように診断されますか?
病院では簡単な問診の後、触診による検査が行われます。足に触ることで、足の体温や脈の触れ方などを確認する検査です。
PADを治療しないとどうなりますか?
つぎにABPI測定という足の血圧と腕の血圧を測り、比較する検査が行われます。足の血流が悪くなると、足の血圧が、腕の血圧より極端に低くなります。
以上の検査で末梢動脈疾患が疑わしい場合、さらに超音波検査や血管造影などの精密検査が行われ、そののちに診断されます。
PADはどのように診断されますか?
まず、バランスの取れた食事や適度な運動を心がけ、禁煙に努めることで、喫煙、高血圧、高脂血症、糖尿病、ストレス、肥満などの動脈硬化の危険因子をコントロールしていきます。
それで改善されない場合は、動脈硬化を予防する薬である抗血小板薬などを使った薬物治療が行われます。
動脈硬化が進行している場合は、バイパスを作る手術や、狭くなっている血管をバルーン(風船)をつかって広げるカテーテル治療などの外科的治療が行われます。
PADはどのように診断されますか?
細い管(カテーテル)を血管の中に通し、狭くなっている血管まで送り込みます。目的の位置に到達したら、バルーン(風船)を膨らませて、血管を広げます。血管が広がったら、ステントと呼ばれる金属製の網状の管を入れて固定し、再び血管が詰まるのを防ぎます。これがカテーテル治療です。
所要時間は30分程度で、傷口も小さくてすみ、患者さんの負担も少ないので、カテーテル治療は現在、外科的治療の主流になっています。