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省資源、省エネルギーに配慮した容器の開発や、減量化に積極的に取り組み、環境負荷低減に努めています。
環境対策の数値目標は年々厳しくなっています。製造に関する環境の対応から、商品への対策へシフトしなければならない状況です。しかし、ここにアイデアの芽があります。

大塚製薬では、品質や環境対策の向上と新技術の開発というのは、同時進行していくという文化が根付いています。クリアする問題が大きいほど、新しい技術の開発と品質向上のキッカケになるわけです。たとえば、2009年に発売される900mlのPETボトル。これは約30%の減量化を実現しています。達成するために自社で樹脂加工をするわけです。290℃の高温成型で無菌状態ができ、今までボトル洗浄に使用していた水、薬剤、搬送の燃料、コストも削減できます。自社でボトル製造まで行うことは、外注に頼る方法とは全く異なり、自分たちで管理した方が本当の意味での効率化が可能になり、品質のコントロールもできます。
これからは、商品の品質、価格、環境性能に対して消費者の皆さまの見る目は、もっと厳しくなると思います。そんな時代にこそ大塚製薬の強みが活きてくると思います。
本日も、世界の工場でアイデアを生産中。
生産本部 生産技術部 部長 山田 知生
包装用フィルム・段ボールにおいて減量化を図り、使用する石油由来樹脂や段ボールの使用量を削減しました。
PETボトル用ラベルに使用しているOPS(延伸ポリスチレンフィルム)の厚みを、従来の60ミクロンからすべて50ミクロンへ変更し薄肉化しました。「ポカリスエット」エコボトル(500ml)用ラベルはさらに厚みを、50ミクロンから40ミクロンへ薄肉化し、約17%の減量化を実現しました。これにより、OPSラベルトータルでは年間約40トン※の削減効果が見込まれます。

「ポカリスエット」エコボトル(500ml)用段ボールの罫線形状を改良し、軽量材質で従来と同等の箱膨れ抑制効果が得られ、これにより、材質構成の変更により、約10%の減量化を実現しました。これにより、段ボールでは年間約425トン※の削減効果が見込まれます。


大塚製薬は、リデュース(容器の減量化)の取り組みにおいて、「ポカリスエット」900ml PETボトルにおいても、従来容器より約30%※1の減量化を実現しました。
まず、自社でPET樹脂からプリフォームを生産することから取り組みました。このプリフォームをブロー機によって膨らませ900ml PETボトルを作ります。そして、成形されたボトルに常温ポカリスエットを充填し、キャップを締める直前に窒素を充填、内部を陽圧にする「陽圧無菌充填方式」を採用しました。それにより、中身の保護や輸送時の安全性は従来どおりでありながら、飲み終わった後は簡単につぶすことができ、リサイクルの時にも便利な900ml PETボトルを開発しました。
「ポカリスエット」900mlエコボトルは、容器のリデュースとともに、ボトルの「持ちやすさ」、「リサイクル時のつぶしやすさ」など、利用者のユーザビリティ(使いやすさ)にも配慮しました。形状は、従来の角形からより手になじみやすい丸形に変更し、ボトルの中央部には “くびれ” を設け、女性でも片手で持ち運びやすいようにしました。さらに、ボトルの減量化により薄くなった側面には、リブ(波状の溝)をつけ、強度を持たせました。
これにより、PET樹脂では年間約276トン※2、またCO2排出量に換算すると、年間約882トン※3の削減効果が見込まれます。
また、同時にラベルの厚みを約20%薄くし、1gの減量化をはかりました。


インナーシグナルの添付説明書を順次パッケージ内側に記載する方法に変更し、添付説明書用紙の削減をはかりました。これにより、年間約190kg※の削減効果が見込まれます。
1999年より医薬品包装用シートの材質を、塩化ビニルからPP(ポリプロピレン)に順次変更していましたが、2004年にすべてのPTP製品のPP化を完了しています。