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大塚製薬は、大豆が地球上の健康・食糧・環境などの問題に答える、Soylution(ソイリューション)=(Soy:大豆)+(solution:解決)というテーマに取り組んでいます。
アジアでは古代から栽培され、日本では食文化となった大豆。その栄養が人間の健康に貢献してきた事実や、栽培がしやすくさまざまな環境問題にも貢献できる可能性とともに、その栄養をあますことなく、おいしく摂れる製品を開発し、世界に提案していきます。

大豆の原産地は中国と言われています。大豆が記述されている最も古い文献「詩経」では7編の詩に大豆を意味する「菽(しゅく)」の記述があります。また、紀元前100年ごろの「史記」にも紀元前3世紀に黄帝が栽培していたという記述があります。現在でも長寿地域として有名な貴州省・貴陽では、大豆とトウモロコシを米に代わって食べており、通勤途中に焼いた豆腐の厚揚げのようなものを朝食に食べている人の姿がよく見られます。

日本には縄文時代に伝わったとされる説が有力ですが、奈良時代初期に加工法が中国から伝わったことで広く栽培利用されるようになりました。
肉を食べることのできない禅僧によって、大豆を豆腐や湯葉などに加工し、良質の植物性タンパク質を食す文化が発達しました。豆腐や湯葉などの食品、納豆や味噌・醤油などの発酵食品・調味料として、世界一の長寿の国・日本の食生活に欠かせない食材となりました。

「畑の肉」と呼ばれ、脂質やエネルギーを控えて良質なタンパク質を摂ることができる大豆。栄養不足のアフリカ、食の欧米化で健康を損なったオーストラリアのアボリジニを、肉の代わりに大豆を食生活に取り入れることで救いました。さらに大豆イソフラボン、大豆レシチンなどの特有成分には、人々の健康を大きく前進させる可能性があると期待されています。

大豆は品種改良が進み、熱帯から低緯度地域でも栽培が可能になり、栽培面積が50年で約4倍になりました。しかし、燃料油やプラスチック、インクなどの工業素材、家畜の飼料などに使われ、人が直接食べるのは生産量のわずか6%に過ぎません※1。牛肉と同重量の大豆を摂れば、大豆を生産するに当たって排出するCO2は牛肉の12分の1※2 。また大豆を直接食べることで、水は50分の1、エネルギーは20分の1に節約できるというデータもあります※3 。
また、1kgの牛肉には、10kgの穀物が必要とされています。人が直接大豆を食べるとしたなら、食糧問題も解決に向け前進するはずです。
※関連サイト:Soylutionを知る
世界最大の大豆生産国米国。しかし、米国人が1年間に食べる大豆食品の量はわずか40g※1。日本人の1日分にも満たない量です。世界の人々がもっと大豆を食べたなら・・・、大塚製薬は‘Soylution’をテーマに、大豆の新しいカタチを世界に提案していきます。
まるごと大豆を手軽においしく
SOYJOYは、うす皮を除いた大豆をそのまま、おからの部分を含めてまるごと大豆粉にしたベースに、ドライフルーツをたっぷり練りこんで焼きあげた大豆バーです。SOYJOYのラインアップは全12種類。大豆粉とドライフルーツ、それぞれが持っている素材感を大切にして焼きあげています。日本を含むアジアを中心に、米国、欧州と現在※111カ国・地域で展開しています。
公式ブランドサイト: SOYJOY

大豆+炭酸で飲みやすさを追求

ソイッシュは、豆乳と炭酸を組み合わせると固まるという常識を打ち破り、独自の処方でまるごと大豆※1と炭酸の組み合わせを実現した大豆炭酸飲料です。さらに大豆を主原料とする飲料でありながら、常温保存で賞味期限6カ月が可能となりました。大豆の苦手な方にもおすすめのさわやかな味わいの飲料です。
公式ブランドサイト:SOYSH

大塚製薬徳島板野工場は、徳島平野を一望できる阿讃山脈の麓にあり、SOYJOYと医薬品の製造を行っています。コンセプトは1999年の操業以来一貫して「人と環境にやさしい工場、地域に開かれた工場」。自然の大地の起伏と自然林を残した公園スタイルの工場敷地にビオトープづくりをすすめています。また、生産活動においても環境に配慮した取り組みを続けるかたわら、地域と共催するイベントや地域美化活動にも力を注ぎ、開かれた工場の実現をめざしています。

東京ドーム6個分の27万3千m2の敷地は、自然のランドスケープを残し、自生の木々には季節ごとにカワセミ、ホオジロなどさまざまな野鳥が訪れます。工場冷却水を利用したビオトープの池ではメダカやヤゴ、タイコウチなどの生物が観察できます。工場見学に来る子どもたちの人気の的は、池のかたわらにあるカブトムシの羽化場です。工場内の落葉樹の葉を利用して毎年300匹を育て、敷地内に棲息定着させる活動を行っています。
身近なみどりの保全活動が認められ、2010年には(財)都市緑化基金の「生物多様性保全につながる企業のみどり100選」に選ばれました。また、「平成22年度緑化優良工場等四国経済産業局長表彰」も受賞しました。

SOYJOY棟、医薬品棟には見学者通路をもうけ、多くの方に見学いただいています。毎年約1万6千人の見学者があり、これまで7万人以上の方をお迎えしました。最近は外国のお客さまも多くなってきており、現在7種類の言語でパンフレットを作成しています。
社員の改善提案を進め、取引先にも協力を求めて実現することにより積極的に3Rに取り組み、2006年にはゼロエミッション※1を達成、その後も継続しています。医薬品工場におけるゼロエミッション達成に対し、翌年リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰において「厚生労働大臣賞」※2を受賞しました。

地元の板野町、近隣のあすたむらんど徳島、徳島スポーツビレッジと連携し、環境と健康を考えるイベント「あさん地球フェスタ in いたの」を開催しています。2回目となる2010年は徳島板野工場を起点としてお遍路道の4番札所(大日寺)、5番札所(地蔵寺)をゆっくりのんびり歩く健康ウォーキング大会を実施し、多くの家族連れや若者たちが集まりました。イベント前週には社員が参加してルートとなる道路のクリーンアップを行いました。また、2000年より板野町主催の「クリーンいたの21」アドプト※1に参加し、周辺公道の清掃活動を行なっています。

徳島板野工場では、日本のSOYJOY12アイテムの他、韓国や台湾、欧州向け製品など約40アイテムを製造しています。その焼成ラインにおいて、従来のガスオーブンに蒸気の熱伝導特性を利用した新たな熱源を加え工夫をすることにより、熱効率と生産性のアップに成功しました。同時に、焼き色が均一に、またふんわりとした焼き上がりとなり、品質のさらなる向上にもつながっています。さらにアイテム変更毎に行われるライン清掃においても、社員の改善提案によって効率化を図り、ライン停止時間を短縮することによりグローバル展開における多品目の切り替えを効率よく行うことができます。