暑熱環境での体温調節能力には、暑さへのなれ(暑熱順化)が関係します。熱中症の事故は急に暑くなった時に多く発生しています。夏の初めや合宿の第1日目には事故がおこりやすいので要注意です。また、夏以外でも急に暑くなると熱中症が発生することがあります。急に暑くなった時には運動を軽減し、暑さになれるまでの数日間は、軽い短時間の運動から徐々に増やしていくようにしましょう。
それでは効率的に体を暑さにならすにはどのようにすれば良いのでしょうか。2週間にわたって33~35℃程度の実験室で、じっくりと汗をかくような運動を1~2時間行った実験の結果によると、ほぼ4~5日で約8割程度、夏の暑さにもなれてきます。しかし、実際の運動現場では、環境条件や各個人のコンデションも異なるので、それぞれの状態に注意しつつ、暑さと運動に体をならしていくことが必要です。このときの注意点は次の5つ。

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合宿の初めの2~3日は、気温に十分注意を払い、環境温度が30℃をこえる場合には運動の継続時間を15分程度とし、運動の間に休憩時間をはさんで体温が上昇しすぎないようにする。




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