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お肌の健康 お肌の基礎知識 健やかなお肌のために、いま、知っておきたいこと

メラニンとの賢い付き合い方

シミの原因として語られることの多いメラニンは目の敵にされがちですが、メラニンはお肌に悪影響を及ぼすだけのものなのでしょうか。答えは「NO」です。

確かに、メラニンがシミの原因となるのは事実ですが、それ以前に、メラニンには「紫外線からお肌を守る」という大切な役割があるのです。お肌が紫外線などのダメージを受けると、肌細胞を守るためにメラニンが生成されます。つまり、メラニンはお肌にとって必要なものなのです。
メラニンが生まれるのはお肌の防御反応ですから、生み出されたメラニンをいかにスムーズに排出するかが、健やかな美肌を保つためのポイントとなります。

では、メラニンについて正しく知るために、メラニンが生まれるまでのメカニズムを簡単にご説明しましょう。

紫外線を浴びると表皮の中のメラノサイト(メラニンをつくる細胞)に、“メラニンをつくりなさい”という情報が伝わる→メラノサイト(メラニンをつくる細胞)にあるチロシナーゼという酵素が活性化する→チロシンというアミノ酸がメラニンに変化する
ターンオーバーを促進し、メラニンを古い細胞と共にスムーズに排出する

こうして生まれたメラニンは、肌深部からターンオーバーによって徐々に押し上げられるとともに、その過程で分解され、最後はアカ(角片)と一緒に排出されます。
しかし、間違ったスキンケアや生活習慣の乱れなどが原因となってターンオーバーが乱れると、メラニンの排出がスムーズに行われず、メラニンが肌表面に残ってしまいます。

これが、シミになる大きな原因です。さらに、強力な紫外線を長時間浴びるなどの理由でメラノサイトが異常に活性化してしまうと、ターンオーバーが追いつかずにシミになってしまうことがあります。
つまり、シミを作らないためには、正常なターンオーバーを促すことが鍵となります。

“メラニンを作らない”という考え方からは卒業して、これからは、“メラニンを肌内部に残さない”をキーワードに、正しいスキンケアをはじめましょう。
そのためには、以下の3つがポイントとなります。

(1)ターンオーバーを正常へと導く化粧品などを使い、メラニンの排出をスムーズにする肌環境を整えること。(2)肌細胞へのダメージを最小限にするため、年間を通じて紫外線ケアを怠らないようにすること。(3)ターンオーバーの乱れの原因となる食生活をしないことや、規則正しい生活を心がけること。

メラニンはお肌にとって必要なものだからこそ、私たちはメラニンと賢く付き合っていかなければなりません。
スキンケア商品を選ぶ際には、ターンオーバーを正常に導いてくれる機能に着目するとよいでしょう。

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