葉酸
- 妊婦は葉酸が必要なのですか?
- 神経管閉鎖障害とは?また葉酸との関係は?
- 妊婦は葉酸サプリメントをたくさん摂れば良いのでしょうか?
- 葉酸は、いつから摂取したらいいのでしょうか?
- 葉酸を多く含む食品は?
- 妊娠を希望する場合、葉酸は食品でなく、サプリメントからの補給が必要なのですか?
妊婦は葉酸が必要なのですか?
妊娠するとほとんどのビタミンが多く必要になりますが、特にビタミンB群のひとつである葉酸が必要です。厚生労働省では、神経管閉鎖障害のリスク低減のために、妊娠を計画している女性は食品に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日0.4mg(400μg)の葉酸を摂取するよう呼びかけています。妊娠を計画している女性に対しては、日頃から栄養バランスなどに気を付けるとともに、葉酸を含有している製品の摂取をおすすめします。
弊社のネイチャーメイドでは、「マルチビタミン&ミネラル」と「マルチビタミン」と「Bコンプレックス」と「葉酸」の4種類に葉酸を含有しています。
(児母第72号、健医地生発第78号、神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について、平成12年12月28日)
神経管閉鎖障害とは?また葉酸との関係は?
脳や脊椎を形成する神経管が妊娠前期に正常に形成されないことによっておこる先天異常のひとつです。1998年日本での出産(死産を含む)1万人に対し、神経管閉鎖障害は6人、うち二分脊椎の障害は3.2人程度と推計されています。
諸外国で行われた数々の疫学調査によって「葉酸摂取が神経管閉鎖障害の発症リスクを低減する」ということがわかってきました。これまでアメリカ・オーストラリア・中国など約10カ国で葉酸を食品やサプリメントから摂取することを勧告しています。
ただし、複合的な要因によるものなので、葉酸の摂取だけで完全に予防できるものではありませんし、既に神経管閉鎖障害の赤ちゃんを出産した場合でも葉酸摂取が寄与した可能性は必ずしも高くありません。
(児母第72号、健医地生発第78号、神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について、平成12年12月28日)
妊婦は葉酸サプリメントをたくさん摂れば良いのでしょうか?
それは違います。葉酸は胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが、たくさん摂ったからといって胎児の発育が良くなるものではありません。日頃から栄養バランスの良い食事などを心がけるとともに、厚生労働省が推奨する1日400μg(0.4?)をサプリメントから補給することをおすすめします。
高用量の葉酸を摂取した場合には、ビタミンB12欠乏の診断を困難にするので、医師の管理下にある場合を除き、葉酸は1日1mg以内にしましょう。
(児母第72号、健医地生発第78号、神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について、平成12年12月28日)
葉酸は、いつから摂取したらいいのでしょうか?
先天異常の多くは妊娠直後から妊娠10週以前に発生します。妊娠の兆候があって産婦人科を受診してからの対応では遅いこともありますので、「妊娠1ヶ月以上前から3ヶ月までの間」の摂取がすすられます。
実際にはいつ妊娠するかがなかなかわかりませんので、妊娠を計画している女性は普段からバランスの良い食事を心がけるとともに、葉酸を食品やサプリメント400μg(0.4mg)から積極的に摂取することが大切です。
(児母第72号、健医地生発第78号、神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について、平成12年12月28日)
葉酸を多く含む食品は?
葉酸は、名前通り植物の緑の葉の部分に多く含まれています。ほうれん草、からし菜、高菜、春菊、ブロッコリー、アスパラガス、白菜、レタス、カリフラワー、ぜんまいなどに多いので積極的に食べましょう。その他、イチゴや夏みかんなどの果物類、さつまいも、日本かぼちゃ、大豆、そら豆、納豆、あまのりなどにも多く含まれます。
妊娠を希望する場合、葉酸は食品でなく、サプリメントからの補給が必要なのですか?
厚生労働省では、食品からの摂取に加えて、サプリメントから1日0.4mg(400μg)の葉酸の補給を勧めています。
まず一日に野菜350g程度を摂ることなどにより葉酸400μgの摂取は可能ですが、野菜などの食品から葉酸を充分にとれていない方が多いことなどがあげられます。また食品中の葉酸は熱に弱く、水溶性のため煮汁中に溶出し、調理に際して50%近く分解してしまいます。また、生体内の利用率(吸収率)は、サプリメント中の葉酸は85%程度ですが、食品中の葉酸は50%程度と見積もられています。
上記の理由により当面の間、確実に補給できるサプリメントの葉酸を薦めているようです。
(児母第72号、健医地生発第78号、神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について、平成12年12月28日)

