ノロウイルス 感染経路・感染予防

感染経路

■ 経口感染
ノロウイルスに汚染されたカキなどの二枚貝を生で、あるいはよく加熱せずに食べた場合に起こります。また、調理者や配膳者が感染していて、ノロウイルスに汚染された手指が触れた食材を食べることでも起こります。
■ 接触感染
感染者の便や嘔吐物に直接触れて手指がノロウイルスに汚染されると、接触感染が起こります。接触感染は、排便後に十分手を洗わずに触れたトイレのドアノブなどを介しても起こります。
■ 飛沫感染
感染者の嘔吐物が床に飛散した際などに、周囲にいてノロウイルスの含まれた飛沫を吸いこむことで起こります。
■ 空気感染(塵埃(じんあい)感染)
感染者の便や嘔吐物が乾燥すると、付着した埃とともに空気中を漂います。これを吸いこんだり、体に付着して最終的に口の中へノロウイルスが侵入することで起こります。

感染予防

  • 一次感染(汚染食材を食べることでの感染)予防
    生食を控え、十分に加熱します。厚生労働省では、85度で1分以上の加熱調理を推奨しています。
  • 二次感染(感染者から他人への感染)予防
    調理従事者は調理前、配膳前、用便の後は石鹸をつけた手洗いを行うよう心がけます。
    下痢などの症状がある場合は調理に携わらないことも重要です。

便や嘔吐物を処理する場合は、マスク・手袋・使い捨てガウンまたはエプロンを必ず着用します。まず、便や嘔吐物が飛散しないようにティッシュペーパーなどを十分重ねて覆います。その上から塩素系漂白剤を薄めずにかけて15~30分おき、ビニール袋で包み取り密封して廃棄します。続いて200ppmの次亜塩素酸ナトリウムで拭き取ったのち、さらに水で拭き取ります。最後に、使用したマスク、手袋、使い捨てガウン(エプロン)もビニール袋で密封して廃棄します。

5リットルの水に市販の塩素系漂白剤キャップ1杯(約20mL)を
加えたもの