どんな治療をするの?

レストレスレッグス症候群の治療は、お薬を使わない治療(非薬物療法)とお薬による治療(薬物療法)があります。

《お薬を使わない治療:非薬物療法》

症状が軽い場合には、生活習慣の改善によって、良くなる場合があります。

レストレスレッグス症候群の非薬物治療

鉄分の補給
  • 鉄分不足の場合には、鉄剤を服用します。
  • 女性は月経により鉄分不足になることがあります。鉄分の多い食物を摂り、さらに鉄分が吸収しやすくなる栄養素も摂るようにします。
原因となる基礎疾患の
治療
  • ほかの病気や症状が原因となっていることがあります。ほかの病気や服用しているお薬を医師等に伝えましょう。
カフェイン・
アルコール・
喫煙を控える
  • コーヒーやお茶などに含まれるカフェインは、レストレスレッグス症候群の症状を悪化させ、さらに鉄分の吸収を妨げるため、カフェインを過剰摂取しないようにします。
  • アルコール、喫煙もレストレスレッグス症候群の症状を悪化させますので、できるだけ控えるようにします。
睡眠衛生の改善
  • 規則的な就寝・起床を心がけます。
  • 就寝前の激しい運動は避けます。
  • 就寝前に短時間歩いたり、脚のマッサージは良いとされています。
その他
  • お風呂やシャワーなどの温度刺激により、症状が軽減することがあります。温かい方がよいか、冷たい方がよいかは個人差があります。
  • 全く動かないことや、逆に激しすぎる運動は症状が起きる原因になることがあります。
  • 暇になるとつい脚の症状に意識が向いてしまいます。趣味などで集中できるものなど、症状から注意をそらすことを見つけるようにします。

《お薬を使う治療:薬物療法》

症状が強い患者さんの場合など、お薬による治療が行われます。日本では現在、「レストレスレッグス症候群の治療薬」として承認されているお薬は、飲み薬が2種類、貼り薬が1種類です。

レストレスレッグス症候群の治療薬(2014年12月現在)

薬剤の分類 薬剤の剤形
ドパミンアゴニスト 弱くなったドパミン神経の
働きを補う
飲み薬
貼り薬
抗けいれん薬 神経の興奮を抑え、症状を抑える 飲み薬