美の処方箋~専門家の視点から、美肌作りを解説

No.30: 無理なダイエットをしていませんか? ~キレイにやせる食生活~


炭水化物や脂質はいたずらに制限するより、賢く摂って!

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前回のメディカルメッセージでは美肌を作る食事のポイントについて解説しました。今回も、テーマは食生活。女性なら誰もが気になる「ダイエットと食事」について考えます。健康に美しくやせるためには、どんな食生活が望ましいのでしょうか?

巷では「炭水化物抜きダイエット」「脂抜きダイエット」など特定の食品を制限する方法が流行しています。しかし前回も述べたように、大切なのはバランス。やみくもに制限するだけでは健康的にやせることはできません。炭水化物から作られる糖は脳のエネルギー源として重要なので、極端に減らすと集中力が落ちたりすることも。バランスを考えて賢く献立を考えましょう。
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食物繊維の摂取と適度な運動がダイエット成功のポイント

ダイエット中にも積極的に摂りたい栄養素があります。それは、食物繊維。日本人の摂取量の目安は1日20~25gといわれていますが、現代人は1950年頃の半分にあたる約15gしか摂れていません。食生活の変化で肉や乳製品の摂取が増え、米(とくに雑穀)を食べなくなったことなどが理由として考えられます。

食物繊維には便秘の解消だけではなく、小腸でほかの栄養素の消化吸収を妨げる作用があります。そのため、血糖値の上昇を抑え、血中のコレステロールを下げる働きも。食物繊維は肉や乳製品などの動物性食品には含まれず、野菜、果物、海藻、きのこ、豆などの植物性食品に多く含まれますから、ダイエット中はこれらを意識して摂るようにしましょう。

また食事によるカロリー制限だけでは、たとえ体重が減っても、脂肪と一緒に筋肉まで落ちてしまいます。筋肉が減ると基礎代謝(生きるために最低限必要なエネルギー)が落ちるため、やせにくい体質に…。そのため、適度な運動をして筋肉をつけることが不可欠なのです。適正な運動量は人によって異なります。あまり運動をしたことのない人は入浴後の15分程度のストレッチから始めるとよいでしょう。 + 続きを読む


【参考】
スキンケア最前線 メディカルレビュー社
食生活指針 厚生労働省、農林水産省、文部科学省
農林水産省HP
健康・栄養食品アドバイザリースタッフテキストブック 国立栄養研究所


次回(5月13日)の美の処方箋は【春先のストレス、抱え込まないで! ~心の悩みが肌に表れたら…~】についてお届けします。