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「ダイエットの最大の障害」については、「食欲」とくに「甘いもの」と「お酒」が圧倒的でした。なかには「おいしいもの好きの仲間」を挙げた人も。ダメですよ、責任を転嫁しては。
食欲をなくす「耳ツボダイエット」を試した人もいましたが、「まったく効果なし」「ついでに高価な栄養食品を売りつけられた」という声も。中国三千年の秘術も頼れないとなると、自力でなんとかするしかありません。とはいえ甘いもの断ちをした人に言わせると、「生活のゆとりを感じなくなったのでやめた」とのこと。「心のゆとりまでダイエットされたのでは楽しくないですからねー」というわけです。
男女の数値の差は、ダイエット歴の違いにありそう。男性のほうが、運動せずラクしてやせたい、多少お金がかかってもいいと考えるのは、たぶんダイエット歴が浅いから。若い頃からいろいろなダイエットを試している女性たちは、ラクして運動なしでやせるはずがない、お金をかけたって効果がないということをちゃんとわかっているのだと思います。
次に、成功者のケースを見てみましょう。
「腹半分」ダイエットに挫折して、無理は禁物と学んだA子さん(64歳)は、「朝晩30分ずつの速歩、腹八分目、午後10時過ぎは食べない」に変えて、少しずつ効果が出ているそうです。膝の痛みと腰痛解消のためにダイエットを始めたB子さん(69歳)は、膝を痛めないように気をつけながら「週3回の筋トレとストレッチ運動により3年で5kg減」。
「食事日記をつけ、外食は好きに食べて、そのあと2~3日で調節する」のがコツだそう。
コレステロール値を下げるために、「食事の半分をごはんにし、野菜をたくさん食べ、週2回のウオーキング」をしているC子さん(68歳)は「足かけ8年で、はけなかったスカートやズボンがはけ、ブラウスのボタンが留まる。不思議なことにそうなりました」。C子さんいわく、ダイエットの秘訣は「成功を焦らないこと、気長に1年先、2年先を待つこと」。短期決戦、一発逆転を狙うのは禁物かもしれません。
「毎日の散歩でからだが軽くなってきた」というD子さんの「ダイエットしているという意識をあまりもたないようにする」も、ダイエットの極意だなあという気がします。
考えてみれば、ダイエットとはたぶんこの先一生つきあっていかなくてはならないのです。一緒にいて居心地のいい相手でないと困るという点では、人生の伴侶と同じかもしれません。「無理をせず、自然に日常生活に溶け込んでいる。そういうダイエットが理想」と書いてきてくれた人がいました。「おいしいものはおいしい」のだし、なにも「体重を落とすことだけがダイエットではない」はず。いろいろ失敗を重ねながら、自分にあった方法を見つけていきたいものですね。

