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1日の食事回数について96%の方が「決まっている」と答えていました。そのうちの95%が「1日3回」と答えています。「おなかが空いた時に食べる」(41歳・女性)人は少数派で、ほとんどの方が決まった時間に、5~6時間の間隔を空けて、きちんとごはんを食べているようです。
働きざかり世代は、「夫に合わせ、子どもに合わせて」(42歳・女性)定刻に食べる派が多い一方で、残業や夜勤などの都合により、なかなか定刻に食べられない悩みもあります。
その点、ゆとりあるシニア世代はマイペース。「午後7時にウォーキングに行くので30分前に食事をすませる」(68歳・女性)、「内服薬の種類が多いので、時間を守ります」など、意識的に規則正しい食事を心がけています。「夫が時間になるとテーブルの前に座るので」(70歳・女)という時計の要らない方も。

食べる早さに関して、ちょっと面白い結果が出ました。
「早く食べる」と答えた人がいちばん多かったのが50代で、約半数が早食いを自覚しているのです(グラフ1参照)。50代がふだんの夕食にかける時間は30分未満が大半ですから(グラフ2)確かに早食いといえそうです。50代後半はちょうど「団塊の世代」。数が多いために生まれたときから競争を強いられてきたサバイバル世代なので、食べるのも早かったりして・・・。
一方、15分未満の夕食が最も多い30代は、50代ほど早食いの自覚がないようです。まだ数値異常の出にくい年代であること、それからひとりで食べている人が多いこととも関係があるかもしれません(グラフ3)。
いずれにせよ、早食いは食べ過ぎ&高血糖のもとですから、よくかんでゆっくりおいしくいただく習慣をつけましょう。

グラフ4をごらんください。健康な食事を「とても心がけている人」25%、「まあ心がけている人」69%。じつに94%もの人が健康に気をつかった食事を心がけています。
気をつかうがゆえに、「あまり情報が多すぎて何を守ったらいいか、迷うときがある」(82歳・女性)、「あれもこれもからだに良いと食卓に載せると食べ過ぎて困ってしまう」(58歳・女性)など、昨今の健康ブームならではの悩みもあるようです。
「出されたものはすべて平らげ、残さないという、長年の食生活の習慣がついつい食べ過ぎとなるので、外出先では極力用心する」(66歳・男性)との声には、40歳以上の、とりわけ男性諸兄は大きくうなずかれるでしょうね。「常備食をついつい作りすぎ、食べ過ぎてしまう」(48歳・女性)。これまた大いに共感を得そうな悩みです。食べ過ぎを防ぐためにも、ゆっくり味わって食べることをこころがけてください。10月に掲載の「からだの学校」で料理人の小山裕久さんが発言されていたように、からだが発する声によく耳を澄ませることがヒントになるかもしれません。

バランスよく食べるための目標として、「1日30品目」や「1日5色」(白、赤、黄、緑、黒の食品を食べる)を掲げる方が目立ちました。一方で、次のような声も続出です。
「1日に30品目は無理!」(75歳・女性)、「必要な栄養素を摂ろうとすると、食事の量が多くなる」(60歳・女性)、「食べる量を少なくすると、栄養分が摂れなくなるのではということが心配」(60歳・女性)。真面目に健康に気をつかう人ほど悩みがちなジレンマでしょうね。とくに一人暮らしの方などは「料理した物が余ってしまうことが多く、同じ物を繰り返して食べることが多い。また作るのもめんどう」(68歳・女)。
やはり1日で完璧に摂ろうとすると、どうしてもカロリーオーバーになりがちですし、ストレスにもなりかねませんから、2~3日単位でおおまかに調整すればいい、くらいに鷹揚にかまえたほうがいいかもしれません。
「夫が油っこい濃い味の食事を希望するので困っている」(44歳・女性)。「夫は肥満気味、私はやせ気味。メニューを考えるのがむずかしい」(59歳・女性)など、ご夫婦で体質や食の好みが異なる悩みもあります。
お子さん世代とのギャップも難しい問題ですね。「どうしても子ども向けのボリュームのある食事をとってしまう!」(50歳・女性)。
本来は、年代や性別に関わることなく、どんな人にもバランスのとれた食事が基本のはず。ご家族全員の健康のためにも、健康的な食生活を送りたいものですね。