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「三度のごはん」白書(後編)

気になる身近な健康情報 健康白書

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ご存じでしたか?血糖値を上げない食べ方のウソ・ホント

以下の7つの工夫は、一見からだによさそうに思えますが、
じつはかえって血糖値を上げすぎてしまうことも・・・。
この機会に正しい栄養学的知識を身につけ、毎日の食生活を見直してみてください。

1

食事の回数が多くても少なくても摂取エネルギーを一定にするように心がける。

1日に必要なエネルギーを2食でとるとすると、3回に分けたときよりも1回の摂取エネルギーが多くなり、それに伴って食後の血糖値も高くなります。食事の回数は2回より3回にして、1回のエネルギーを減らすように調整しましょう。

2

昼食と夕食の間隔が長くあいても、間食は太るので食べないようにしている。

間食よりむしろ、夕食の時刻が遅くなることが問題。一人だけ先に食事をするのが難しい場合は、夕方におにぎりやトーストなど主食をとり、晩ごはんでおかずだけ食べるなど、1日の摂取エネルギーを増やさないようにしましょう。

3

食事でお酒を飲んだときはその分ご飯を減らしている。

ごはんには炭水化物、タンパク質、脂質など栄養素が含まれていますが、お酒にはほとんど含まれていません。だから、飲んだ分だけご飯を減らすとエネルギーの調整はできても、必要なミネラルやビタミンが不足してしまいます。お酒の量は控えめに!

4

朝、胃が重く食欲がないので朝食は抜くか軽めにしている。

朝、食欲がないのは、夕食の時刻が遅すぎる、もしくは夕食の量が多すぎるのが原因かもしれません。食後の血糖値を考えると、まとめ食いは避け、朝からちゃんと食べられるからだに変えることが大切です。

5

血糖値が高めなので、甘いものはいっさい食べないと決めている。

いくら甘いものを控えても、全体のエネルギーがコントロールできなければ血糖値はコントロールできません。どうしても食べたいときは、食事を控えめにしてデザートにちょっぴり食べましょう。もちろん摂りすぎは禁物ですが、上手に取り入れたいものですね。

6

肉類はできるだけ控え、粗食を心がけている。

脂肪の多い肉類は控えたほうがいいのですが、必ずしも全ての肉類を避ける必要はありません。動物性のタンパク質源ですから、植物性のものとバランスよく食べましょう。脂肪の少ない赤身肉などを選び、上手にメニューに取り入れましょう。

7

積極的に果物をとるようにしている。

野菜の代わりにといってたくさん食べる人がいますが、果物に含まれる果糖は、摂り過ぎると中性脂肪になりやすい性質がありますので量はほどほどにしましょう。
フレッシュなまま食べるので手軽なビタミン源となり得ます。季節の果物を味わう楽しみは大事にしたいものですね。

監修:聖マリアンナ医科大学病院栄養学部部長 川島由起子 先生

こころにも栄養を!

事前に取ったアンケートの最後に「食べて健康を維持する秘訣は?」と聞いてみました。

「バランスよくいろいろな種類を食べること、とわかっているのですが、なかなかむずかしくて」(69歳・女性)

「規則正しい生活と暴飲暴食を避けることだと思いますが、日暮れて道遠し。わかっているけど・・・まだまだ甘い」(61歳・女性)「野菜多め。甘み控える。(出来てないが)」(54歳・女性)。わかっていても、なかなか・・・むずかしいものですね。

バランスのよい食事のほかに「運動、休養、睡眠、こころに栄養?」(69歳・女性)と書いてくださった方もいます。「カロリー、運動、好奇心」(70歳・女性)。これも端的でわかりやすいですね。好奇心は、若さの秘訣、日々を楽しく過ごす原動力!

「おいしいものをいただくと、元気になれるし、明るく前向きになれる。体を動かす気になる」(50歳・女性)。こんなふうに前向きの気持ちを与えてくれる「三度のごはん」こそが、真の栄養といえるかもしれません。