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大豆を学ぶ 大豆はまるで救世主!?(メキシコ)

大豆とメキシコのむかし

メキシコでは、今も昔も変わらず主食はトウモロコシです。挽いてスープや飲み物にしたり、トルティージャ(タコスの皮。これに具を挟みます)にして食べています。

メキシコと大豆の出会いは1930年代。人類学者であるメキシコ人Manuel Gaminoが、インディオたちの栄養価アップやメキシコ経済の発展、また貧しいトウモロコシ栽培の奴隷生活から救う術を考えて日本へ研究に行き、そこで出会ったのが栄養価の高い大豆でした。

Manuelは「大豆はメキシコにとって救世主のような存在」と考えていたようですが、乾燥大豆そのものの食べ方を知っている人が少なかったうえ、長い間貧しい人々の食べ物というイメージが強く、当時はなかなか一般に普及しませんでした。現在では乾燥大豆肉を使った料理をはじめ、豆腐・もやし・枝豆・豆乳などが大ブームになるほど。マンゴー、パイナップル、リンゴと混ぜたトロピカル豆乳ジュースなどはとても美味です。

大豆とメキシコのいま

最近は豆腐や豆乳がスーパーで簡単に手に入るようになり、とくに豆腐はヘルシーな食材と評判で主婦層がよく購入しています。“日本人は豆腐を食べているから痩せていて10歳も若く見えるんだわ!”と信じている人も少なくありません。またダイエットチーズと思っている人もいて、健康志向の人たちの間で大人気です。日本で食べられているような豆腐サラダ、揚げだし豆腐、枝豆、豆腐のチーズケーキなどをつくって振る舞うと、かなり喜ばれます。

もめん豆腐は1丁20ペソ(約200円)、乾燥大豆は1kgあたり約15ペソ(約150円)、トロピカルフルーツ豆乳は7ペソ(300ml 約70円)と日本に比べて格安。数十種類以上ある豆売り場には、日本の大豆よりひと回り小ぶりのサイズのものがあり、修道女たちがジュースやおからにして栄養をつけるために食べているそうです。

メキシコでの大豆の食べ方

肉を使わない「ヘルシーメキシカン」は、いくら食べてもへっちゃら!それでは、メキシコで人気のレシピをご紹介します。

乾燥大豆肉でつくるケサディーヤ(Quesadilla)

チョリソー(乾燥大豆肉。豚肉ソーセージの代用品)とみじん切りの玉ねぎ、トマトを油で炒めてチーズを加えたものをトルティージャ(タコスの皮)に挟んでいただきます。

乾燥大豆肉でつくるセビッチェ(Ceviche, エビカクテル風)

お湯でもどした乾燥大豆肉をゆで、みじん切りにした玉ねぎ、トマト、チリ(唐辛子)、塩、レモン汁を混ぜ合わせる。クラッカーと一緒にビールのおつまみにピッタリ!

豆腐入りチレレジェーノ(Chile rellenosピーマンの天ぷら風つめもの)

大きめの辛いピーマン(チレポブラノ)を直火で全体が焦げるまで焼き、ビニールに入れて5分ほど密封する。手で水を使わず皮と種を除いた後、外側に小麦粉をまぶし、中に角切りチーズ、豆腐を入れる。その後、卵白をミキサーで泡立て卵黄も入れて泡のみを塗って天ぷらのように揚げてできあがり!手間はかかるけどジューシーでおいしいです。

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