社員が語る

スペシャルインタビュー

ポール・ドレーパー
リッジ・ヴィンヤーズ
CEO兼最高醸造責任者
Part 2

「妥協せず、最高品質のワインを造り成功できるとオーナーと私自身が信じることで、このビジネスが構築できたのです」

「スペシャル インタビュー」は、大塚の社員ではありませんが、大塚に関係する方のインタビューを掲載しています。

2014年10月

市場の広がりと高まる評価

リッジ創立50周年
回顧テイスティングに出されたモンテベロのボトル

ポール・ドレーパーがリッジにやってきた当時、年間のワイン生産量は4万本弱でした。それから40年あまりが過ぎた今、リッジ・ヴィンヤーズにおける生産量は20倍程度まで伸びています。とはいえ、それだけ増えた生産量をもってしても、いまだにリッジの規模は「中小」の部類に入ります。品質維持の観点では、スケールが大きくなりすぎることにはプラスよりもマイナス面が多いのです。そのため、リッジでは、今以上の大幅な規模拡大は考えられていません。

一方で、リッジがワインを輸出する国の数は今も増え続けています。現在約50カ国、生産量の約20%を占めていますが、これはカリフォルニアの高級ワイナリーとしては異例なほど大きな数字です。ポール・ドレーパーは、「世界的な評価を得るためには、リッジのワインが実際に世界中で飲まれていなければならない」という考えのもと、1970年代から積極的に海外の輸出に取り組んできました。その努力が実を結んでいるのです。

モンテベロ・ワイナリーの建物

輸出先のトップは、イギリス、カナダ、日本の3カ国でほぼ同じぐらいの量が出荷されています。フランス、ドイツ、スペイン、オーストリア、ギリシャといった欧州のワイン産出国もリッジは輸出されていますし、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウェーなどベネルクスや北欧の国々にも正規輸入代理店があります。

ヨーロッパ以外では、近年アジアへの広がりが著しく、台湾、香港、中国本土、韓国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンと日本以外に多くの輸出先があります。その他、ロシア、インド、オーストラリア、ブラジルといった大国でも、当然リッジは売られています。