風邪予防の7つのポイント!日頃の免疫力向上が大事


風邪予防の7つのポイント!日頃の免疫力向上が大事


風邪とは?その原因は?

風邪をひいている人

風邪は季節の変わり目である春と秋に流行しやすいと思う方も多いかもしれませんが、梅雨の時期から夏にかけても、いわゆる“夏風邪”を引いてしまうことがあるので1年中注意が必要です。

そもそも風邪とはどのような病気なのでしょう。日常的に「風邪」「風邪症候群」「感冒」といわれるものは、「急性気道感染症(急性上気道炎、急性気管支炎を含む)」です。急性上気道炎は主に、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状があり、急性気管支炎は、咳や痰を強く訴えることが多く、どちらもウイルスが原因です。

インフルエンザとは違う?

風邪によく似た病気にインフルエンザがありますが、風邪に比べて、突然現れる高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴です。併せて、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られ、インフルエンザウイルスが原因です。

風邪予防の7つのポイント

インフルエンザも風邪もウイルスが原因ですので、かからないようにするには次のことに気をつけてください。

なぜ風邪予防に乳酸菌が注目されているの?

最近、腸内フローラや腸活といった言葉を耳にするようになりました。それとともに乳酸菌も話題になっています。風邪やインフルエンザなどのウイルスから体を守る免疫細胞の多くは腸にいて、その割合は免疫全体の約70%にもなります。そこで腸内の免疫細胞に働きかけて、感染症から体を守る乳酸菌が注目されているのです。

乳酸菌は免疫力向上に役立つ

乳酸菌によって様々な発酵食品が作り出されています。ヨーグルト、ナチュラルチーズ、キムチ、味噌、清酒、塩麹などです。そんな乳酸菌には、「免疫力を強化する」「腸の調子を整える」「便通を改善する」「肌をきれいにする」「花粉症の症状を緩和する」など様々な効果が報告されています。

風邪予防に効果が期待されている「乳酸菌B240」

乳酸菌B240免疫には、ウイルスや細菌が体に入ってくるのを防ぐ「粘膜免疫」と、入ってしまったウイルスや細菌を攻撃してやっつける「全身免疫」があります。粘膜免疫の主体は「IgA」という物質で、このIgAを高める効果が特に高いのが「乳酸菌B240」です。

乳酸菌B240は、タイ北部で伝統的に食されてきた「ミヤン」という発酵茶から発見されました。ミヤンを食する習慣がある人たちからは「10年以上風邪をひいていない」「虫歯にならない」「体が元気になる」「眠気を防ぎ、リフレッシュ効果がある」などの声が聞かれ、健康維持に積極的に活用されている様子をうかがうことができます。

B240の効果をヒトの試験で実証

先生

実際にB240に風邪を予防する効果があるかを、健康な65才以上の高齢男女300名を対象に、20週間に亘って調べた試験があります。この試験では、感染症の専門医師5名が効果判定に関わり、鼻水や倦怠感など12にも及ぶ項目で評価し、1例ごとに専門家が風邪に該当するかを判断しました。

その結果、乳酸菌B240を含まないグループで風邪を引いた人が47%だったのに対して、1日に乳酸菌B240を20億個飲んだグループでは35%、200億個のグループでは29%と、用量が増えるにしたがって、風邪にかかる割合が少なくなることがわかりました。

この試験は、乳酸菌B240を含んだ錠剤と、同じ形状で乳酸菌B240を含まない錠剤を使って精神的な影響がでないように配慮したことで、乳酸菌B240そのものの有効性が科学的に証明されました。

風邪に効く薬は無いって本当!?

薬実は風邪に効く薬はありません。一般的に風邪薬といわれるものも、「熱を下げる」「咳を止める」「鼻水をとめる」といった症状を抑えるだけで、風邪の原因であるウイルスをやっつけるものではありません。

「でも、風邪のときには抗生物質をもらうはず?」と思う方もいるかもしれません。しかし残念ながら、医師が風邪の時に処方する抗生物質も「細菌」を殺す薬で、ウイルスに対しては全く効果がなく、細菌感染による合併症などのリスクを考えて、“念のため”に処方しているものなのです。

風邪は予防が大切!

風邪に効く薬がないのであれば、自分自身の免疫力を上げ、ウイルスの侵入に備えることを考えましょう。そのために、まずは生活習慣を整えください。食事、休養そして運動が健康の基本です。加えて、粘膜免疫の活性を高めてウイルスが体の中に入ってくるのを防ぐ“乳酸菌B240”での風邪対策をおすすめします。

乳酸菌B240による唾液中の免疫物資IgAの増加は、摂取し始めてから4週目以降に確認されています。風邪をひきたくない特別な予定がある方は、少なくとも4週間前からB240を摂り始めるといいでしょう。

参考
「抗微生物薬適正使用の手引き 第一版 ダイジェスト版」(厚生労働省健康局結核感染症課)
「治りにくい夏風邪にご注意を!」(山梨県厚生連健康管理センターWEBサイト)
「MRテキストⅡ 疾病と治療2012 臨床」公益財団法人MR認定センター(南山堂)
「インフルエンザの基礎知識」厚生労働省
「日経ヘルス2016年3月号」(日経BP社)
Shinkai S, et al. Br. J Nutr.2013 109, 1856-65