忙しくてゆっくり食事ができないとき・・・

忙しい時でも“とりあえず何か口にする”ことが大切!
さらに一歩進んで、“栄養バランスを考えながら食べる”ことが、
タイムパフォーマンスを向上させる。

忙しくて食事時間が取れない時でも、食べない人はわずか12.0%。
多くの人は何かしらお腹に入れている。

Q.あなたの食生活について、それぞれあてはまるものはどれですか?

現在の食生活への意識について、「1日3食を規則正しくとる」や「できるだけ自炊をする」は、「あてはまる」と回答した人が半数以上になった一方で、「栄養バランスのとれた食事をとる」は「あてはまらない」の回答が多くなりました。食の栄養価に対する意識はあまり高くないようです。

アンケート結果1

笠井奈津子先生笠井奈津子先生
のコメント

食事を抜いてしまうのは、効率よく仕事をしたい社会人にとって、よくないことです。脳は私たちが必要な全身のエネルギーの約20%を消費しています。動いていないから食事をしないという話をよく聞きますが、身体の1/5もエネルギーを必要とする脳に栄養が届かなくなり、脳が疲れ、パフォーマンスが落ちてしまいます。
また、食事をすると腸が刺激され、腸内環境が整い、自律神経のコントロールもよくなり、本来の力が発揮しやすくなります。

ストレスを感じると、それに対抗するために栄養素が消費され、身体の維持のための栄養素が失われてしまいます。仕事で忙しくストレスを感じやすい若手社会人は、ストレスに負けないためにもバランスのいい食事は不可欠です。
特に、タイムパフォーマンスを気にする人は、パフォーマンスに食事が与える影響について改めて考えてみて下さい。忙しい時も、“とりあえず何か口にする”という考えからさらに一歩進み、“栄養バランスを考えながら食べる” ことで、脳の働きや体調がよくなり、タイムパフォーマンスが向上するのではないでしょうか。

Q.忙しくてゆっくり食事ができそうにない時にどうしますか?

また、「忙しくてゆっくり食事ができそうにない時にどうしますか」と聞いたところ、「軽食(おにぎり、サンドイッチ)などを食べる」の回答が最も多く55.2%になりました。その他、「お菓子を食べる」(9.2%)、「飲み物を飲んでごまかす」(9.0%)、「バランス栄養食品を食べる」(8.0%)になり、「食べない/我慢する」の回答は12.0%にとどまりました。忙しい時でも20代・30代は何かしらお腹に入れていることがわかりました。

アンケート結果2

笠井奈津子先生笠井奈津子先生
のコメント

1割ほどの人が「お菓子を食べる」と回答していたことが気になりました。ブドウ糖が脳のエネルギーになるとよく言われ、その素になる甘い物を食べる人も多いですが、ブドウ糖をエネルギーにするには、ビタミンB1が必要です。お菓子だけだとビタミンが不足して血糖値が上がり、イライラしたり、疲れやすくなってしまいます。同様にストレスを感じた時の甘い物も、食べてすぐはよくても、さらなるストレスの原因になります。お菓子を食事代わりにするのはやめ、バランスのいい食事をした上で、お菓子は“心の栄養”として食べましょう。

◆若手社会人がすぐにでも実践できる食事のポイント

  • 朝一番に口にするものがその日のパフォーマンスに影響する。夜寝ている間にも、脳は記憶の整理などエネルギーを消費しています。1日の始まりに脳を活性化させるためにも朝食を食べることを勧めます。
  • 寝る直前の食事は、内臓を働かせて熟睡の妨げになるので、控えましょう。また、寝る直前にいっぱい食べると、翌朝空腹を感じず食べられなくなってしまうことが多いので、夜遅い食事は、翌朝の朝ご飯として食べるようにしましょう。

笠井 奈津子

役職:
栄養士、食事カウンセラー、フードアナリスト
略歴:
聖心女子大学文学部哲学科卒業後、香川栄養専門学校にて栄養士免許取得。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8,000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行ってきた。現在は、 企業での研修やセミナーのほか、クライアントがリラックスできる空間で気軽に食事カウンセリングを受けられるようにと港区赤坂に専用ルームを開設する。
著書:
「成功する人は生姜焼き定食が好きだ」「甘い物は脳に悪い」「食事カウンセラーが教える メンテごはん: ときめきスイッチで自分が変わる」「メグルカラダ」「みんなの夜9時ごはん」など

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:樋口達夫)は、平成25年3月12日から3月14日にかけて20~30代の社会人を対象に「社会人の時間の使い方と集中力に関する調査」を実施しました。

【調査概要】 
◆ 調 査 名 :「20~30代の社会人の時間使いに関する調査」
◆ 調査期間 :2013年3月12日(火)~3月14日(木)
◆ 調査サンプル :500名(20~30代の男女)
◆ 調査地域 :1都3県(東京都、愛知県、大阪府、その他)
◆ 調査方法:インターネット調査