受験生必見!朝食にこそこだわりたい理由とは?

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受験勉強に励む子どもたちを支える、毎日の食事。食べている時間がないからと食事を抜いたり、栄養が偏った食事で簡単に済ませたりしていると、健康を損なうだけでなく、大切な脳の働きにも影響を及ぼしかねません。

1日3食の食事のなかでも注意したいのが、朝食です。朝食は「体温」だけでなく、「集中力」にも関わり、体と頭にとって1日のスイッチを入れる重要な役割を担っています。

そんな朝食の重要性に着目し、東北大学加齢医学研究所が大学生を対象に行った「朝ごはんに関する意識と実態調査」では、朝食習慣と学力についての興味深い結果が報告されています。

朝食を食べる受験生は、第一志望に現役合格しやすい!?

自分が入学した大学が、第何志望だったかをたずねたところ、平日は朝食をほぼ毎日とる習慣のある大学生は、第一志望の合格率が51.3%と過半数を超えました。一方、朝食を毎日はとらないと答えた大学生では、第一志望の大学に合格できた人は47.0%と、朝食をほぼ毎日とる習慣がある人のほうが高くなったことが明らかになっています。

また、現役合格の割合も、朝食をほぼ毎日とる習慣のある大学生が74.4%だったのに対し、朝食を毎日とらない群は68.1%と、6%以上の差がつきました。

(出典:東北大学加齢医学研究所、朝ごはんに関する意識と実態調査、2009

朝食習慣がある人は高偏差値の傾向がある!?

さらに大学の偏差値別に調べたところ、偏差値65以上の大学に入学した人の割合において、朝食を毎日はとらない人と朝食をほぼ毎日とる人では10%近くもひらきがありました。


※大学の偏差値は4段階に分け、それぞれ均等になるよう100サンプルずつ割り付けています。

(出典:東北大学加齢医学研究所、朝ごはんに関する意識と実態調査、2009

朝食をとれば偏差値の高い大学に合格するわけではありませんが、朝食の摂取状況が大学受験にプラスに働いていることは間違いなさそうです。

朝食は“何を”を食べればいいの?

朝食といえば、皆さんはどんなメニューを思い浮かべるでしょうか。ごはんと味噌汁という和食派やパンにコーヒーといった洋食派など好みが分かれるところですが、朝食の内容によって体や脳に及ぼす影響の違いを研究したデータがあります。

試験の対象となったのは、朝食を毎日欠かさずにとる健康な成人男性20名。栄養バランスがとれた洋食パン食、栄養調整食品(固形タイプ)、おにぎり(具なし)、水のみの4つのグループ別に体温の変化を調べました。その結果、栄養バランスがとれた洋食パン食のグループと栄養調整食品(固形タイプ)のグループにおいて、朝食後に体温が大きく上昇していたことが明らかになりました。

<体温の変化(摂取前からの舌下体温の変化値)>

(出典:樋口ら、日本臨床栄養学会雑誌、29:35432007

寝ているあいだに下がっていた体温は、朝食をとることで上昇します。それにより、体や脳が活発になって、勉強へのやる気につながることがわかっていましたが、朝食のメニューによって体温の上がり方に差が生じることが確認されたのです。

栄養バランスのとれた朝食が集中力の維持をサポート

また、集中力の変化についても調べた結果、水のみのグループでは試験を開始した8時から10時30分までのあいだで集中力が低下し続けました。また、おにぎり(具なし)のみのグループでも集中力が十分に上がらず、時間の経過とともに低い数値を示す結果となりました。

<朝食の種類と集中力の変化>

(出典:樋口ら、日本臨床栄養学会雑誌、29:35432007

一方、栄養バランスのとれた洋風パン食のグループでは、朝食後の30分間は高い集中力を維持し、その後は少しずつ低下しながらも、全体を通して集中力が高い状態が保たれていました。栄養調整食品(固形タイプ)のグループでも、洋風パン食のグループと同様に全体的に高い集中力を維持できたことが報告されています。

この結果から、朝食の有無だけでなく、朝食の種類も勉強のパフォーマンスに影響していることがうかがえます。これまで脳の栄養は糖質のみとされてきましたが、この試験結果によって、考えるときにこそ栄養バランスは重要であることが明らかになったのです。

作業効率検査:内田クレペリン検査用紙を用い、一桁の足し算を1分間ずつ3回、1分間隔で実施。

忙しいときこそ、栄養バランスを重視した朝食を

集中力を高め、効率よく勉強するためには、朝食の質、つまり栄養バランスが重要であることはおわかりいただけましたか? とはいえ、夜遅くまで勉強をした翌朝など、時間がないからとつい朝食を抜いてしまうこともあるかもしれません。また、忙しい親御さんにとって、毎日栄養バランスのよいパーフェクトな朝食を提供することは難しいかもしれません。ときには、手軽にバランスのよい栄養がとれる栄養調整食品を活用して、お子さんのパフォーマンスをサポートするのもおすすめです。

まずは、お子さんが受験当日に自分自身のもつ力を発揮できるように、普段から朝食をきちんと食べる習慣を整えておきたいですね。

 

参考: