大塚製薬株式会社

医療関連事業
2017年6月1日

グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)への資金拠出 -結核などの公衆衛生の課題解決へ貢献-

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 樋口達夫、以下「大塚製薬」)は、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(以下、「GHIT Fund」)の趣旨に賛同し、活動第一期に続き第二期(2018~2022年度)に関してもアソシエイト・パートナーとして参画し資金拠出いたします。

GHIT Fundは、HIV/AIDS、結核、マラリア、顧みられない熱帯病等の、特に開発途上国の人々を苦しめる感染症の制圧を目指し、日本の技術、知見、イノベーションを用いた治療薬、ワクチン、診断薬の開発を目的として2013年に設立されました。日本国政府(外務省、厚生労働省)、製薬企業などの民間企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団※1、ウェルカム・トラスト※2、国連開発計画が参画する世界初のグローバルヘルス分野の製品開発に特化した国際的な官民パートナーシップです。

大塚製薬は、世界中の人々の健康に貢献するという理念のもと、30年以上にわたって結核の研究開発に取り組んでいます。公衆衛生の重要課題に対し、さらなる貢献を行うため、2016年にGHIT Fundにアソシエイト・パートナーとして参画し資金拠出を行ってきました。
第二期に向けた参画にあたり、大塚製薬 代表取締役社長 樋口達夫は「当社は、結核領域での長年にわたる研究開発が結実し、本分野では約50年ぶりの新薬の一つとなる多剤耐性肺結核治療薬『デラマニド』を創出しました。GHIT Fundへの参画により、今後も世界の人々の健康に役立つ研究開発により一層貢献してまいります」と述べています。

大塚製薬は、今後も世界の満たされない医療ニーズの解決に向けて貢献してまいります。

GHIT Fundのニュースリリースはこちらをご参照ください。

  1. 1途上国に対して、健康問題や飢餓、極度の貧困からの脱出に対する支援に焦点を当て、米国では、すべての人々、特に貧困層の人々が教育機会や通常の生活を送る機会を得るための支援を行っています。
  2. 2医学研究支援等を目的とした英国の財団で、科学、教育、公共政策、医療への応用研究等の分野に関連するプロジェクトに向けて投資を行っています。