２０２１年４月、仙台駅１階に登場した「肉のいとう」のデリカテッセン。数々の総菜やお弁当を販売し、イートインスペースも備えた待望の店舗です。
というのも、「肉のいとう」は、地元仙台で１９６７年に創業した精肉店。創業以来、半世紀以上にわたって宮城県が誇るブランド牛「仙台牛」の銘柄の普及拡大を目指して、仙台牛・仙台黒毛和牛に力を入れてきました。仙台牛は、全国でも唯一、肉質等級を最高等級である５等級のみに限定しているブランド牛です。つまり、仙台牛と名乗れる時点で、品質が保証されているようなものなのです。
モットーは「かたい信用 やわらかい肉」。
安全かつ品質のよい商品を提供するために、仕入れルートや個体識別番号など、トレーサビリティの徹底した管理を行っています。さらに、仙台牛の中でも、日本格付協会の鑑定士が選んだその年ナンバーワンの牛“チャンピオン牛”や、最優秀賞を受賞した牛の購買を続けていて、長年にわたる仙台牛の販売拡大などの貢献が認められ、数多くの賞を受賞しています。

「仙台駅１階店」では本店でも人気の定番の総菜を揃え、季節やイベントに応じてラインナップを変えています。ことに、長年力を入れてきた仙台牛を使った商品は、出張のビジネスマンや観光客のみならず、地元客からも人気を集めています。精肉店でありながら、豊富な総菜を取り揃え、街の人々の暮らしに寄り添っています。
「仙台牛希少部位食べ比べ弁当（ミスジ・ザブトン）」や「仙台牛霜降りカルビ弁当」、「仙台牛すき焼き煮弁当」など多種の弁当があるなかでも、人気１位、２位を争うのが「仙台牛大関弁当」です。秘伝のタレを絡めたA５ランクの仙台牛の極上カルビと、濃厚でやわらかくジューシーなサイコロステーキを贅沢に使用しています。

副店長・古内香理奈さんはこう話します。
「便利な仙台駅に店舗を出せたことで、地元のお客様からも利用しやすくなったというお声をいただきます。この店舗で『肉のいとう』を知っていただき、仙台にいらっしゃる度に寄っていただく新しいお客様も増えました。イートインで、プロの手による料理を味わっていただけるのも、より仙台牛の味わいを知っていただくきっかけになっています。」

黒毛和種である仙台牛の特長は、肉質がきめ細やかで霜降りの状態が非常によく、柔らかさととろけるような滑らかさがあること。冷めても柔らかいまま。お弁当で手軽にそのおいしさを堪能できます。