歳月を経ることを「劣化」と考えずに
「変化」と捉える。
UL・OSは、男性の肌も劣化ではなく
育てる・自分らしく生きることで
自分の「味」になると考えます。
UL・OSは経年変化を
楽しむものと重ね合わせ、
自分らしく年齢を重ねることの楽しさ、
肌を育てていくことの
楽しさをお伝えします。
2023年の冬にスタートした「UL・OS」のオリジナルコンテンツ「GROW TO ENJOY」。その記念すべき第一回にご登場いただいた「TCB JEANS」の井上一氏と、「大塚製薬/UL・OS」担当者・小島涼太朗氏が、約2年ぶりに再開。ジーンズと男性向けスキンケアブランドという、一見縁遠い存在のように思えたふたつが“育てる”というキーワードのもとでリンクしたかつての対談から、両者はどのように“育ち”、“育てた”のか──。大塚製薬・小島氏が穿き込んだ前回のコラボジーンズを持参して開催された対談の第二回の内容とは?

「TCB JEANS」を運営する「TCB株式会社」代表取締役社長。10代のときに京都のアメカジショップにてファッション業界でのキャリアをスタートさせ、20歳、デニム職人を志して岡山・児島へ。2012年の「TCB JEANS」をローンチ以降、“MADE BY TCB”をテーマに日本国内だけでなく海外からも注目を浴びるさまざまなアイテムをリリース。「自分たちが本当に作りたい商品だけを作るブランド」というコンセプトのもと、ジーンズのある日常そのものが価値になる、そんなものづくりを目指している。

ニュートラシューティカルズ事業部 製品部 ウル・オス担当。2010年に「大塚製薬株式会社」に入社し、4年間の営業職を経て現職へ。「UL・OS」のマーケティング全般を担当。2023年、当サイトでのTCB JEANS・井上氏との対談をきっかけにデニムの魅力に開眼。以降、デニムに合うアメカジファッションを見つけることがライフワークに。
おひさしぶりです。その後、お変わりはありませんか?
見ての通り、ものすごく変わったと思います(笑)。前回お伺いしたときは、この空間にスーツ姿だったので我ながら違和感がすごかったのですが、今日はデニムのセットアップですから。
今日着ているデニムジャケットの袖のシワの入り方なんかを見ると「本当に普段から着てくれているんだな」と、嬉しくなりました。
仕事のときに着られないのが残念ですが、それ以外はずっとデニムのセットアップで過ごすようになりましたね。今まで自分はあまり服に頓着しないタイプでしたが、ジーンズを育てる楽しみを知ってから、服を着るのが楽しみになりましたね。靴やアクセサリーもジーンズに合わせることを基本に選ぶようになりました。それが最大の変化ですね。
それは嬉しい限りです。
ほかに変わったことといえば……じつは、第三子が誕生したんです。
おぉ!それはおめでとうございます! 僕がいうとセールストークっぽくなってしまいますが、お子さんが誕生したときに新しいジーンズを買うのは本当にお勧めですよ。
えっ、それはなぜですか?
ジーンズって何年も穿くものじゃないですか。だから、いつから穿きはじめたかわからなくなっちゃうんですよ。でも、子どもが生まれたときに買ったら「この子が10歳だから、もう10年も穿いているのか」とわかるじゃないですか。だから、子どもが生まれたときに手に入れたジーンズほどメモリアルなものはないと思うんです。あと、そうやって言えばパートナーも納得してくれやすいし(笑)。
子どもと一緒にジーンズも育てる……ということですね。前にお会いしたときに「ジーンズには穿く人の人生が刻まれる」とおっしゃっていましたが、まさにそれですね。
そうです。ただし、子どもと一緒に写っている写真をみて「このころはまだジーンズが育ってないな」というふうに言ってしまって、パートナーから「子どもの感想のほうが先でしょ!」って怒られたりするので気をつけてください(笑)。
ははっ、気をつけます(笑)。ちなみに、井上さんのこの2年間での大きな変化は?
これまではスキンケアについて考えたことすらなかったのに、2年前の対談で「UL・OS」のサンプルをいただいてから、朝と夜の洗顔の後にスキンローションをつけることが毎日のルーティーンになりましたね。
本当ですか?きっかけを作ることができて嬉しいです。ありがとうございます。
デニムを育てるのが好きな人はきっとスキンケアにハマると思いますね。一般的にはシワやシミって嫌がられるものだと思うけれど、僕たちデニム業界の人間は「いいシワが出てるね」という世界で生きている。決して近いようには思えないスキンケア……とくに「UL・OS」のような年齢を重ねることで生まれる肌の変化を“味”と捉えるブランドとは、じつは共通点があったことに驚いたし、すごくおもしろい体験でしたね。
ありがとうございます!
それから「UL・OS」の対談を読んでお店にやってきたお客さんもたくさんいましたよ。全員男性だったんですが、ぜひ女性に対して“パートナーにプレゼントしよう”みたいなキャンペーンをやったらどうですか?
それはなぜですか?
僕らぐらいの年代の男性にとって、薬局で男性用化粧品の棚のまえにいくのも勇気がいるぐらい、最初のハードルが高いんです。でも、実際にスキンケアをしてみるとスッキリして気分もいいし、最初の一歩さえ踏み出せれば毎日の暮らしに取り入れていける。そう考えたときに、誰かからプレゼントしてもらうのが一番手っ取り早いと思ったんです。
なるほど……たしかに。参考にさせていただきます!
今日は2年前に作ったコラボジーンズの色落ちをお見せするという話だったんですが、週末しか穿けないこともあって、まだあまり育ってなくて……本当はあと1年は穿き込んでからお見せしたかったんですけど……。
いえ。でも、ちゃんと穿き込んでいるのが伝わりますよ。縦落ちやヒゲも出始めていますし。単に洗っただけでは、こうはならない。
一度すごく汗をかいたときと、子どもと焚き火をしたらすごく煙くさくなったときと、2年間で2回ほど洗濯しました。それ以外は汗をかいたなと思ったら消臭スプレーをかけたりしていたんです。本当は洗わずにいたかったんですけど……。
90年代の頃はよく「ジーンズは洗ってはダメだ」と言われていましたが、汚れたら洗ったほうが生地の健康を保つことができるので、気にしなくて大丈夫です。いくらデニムは丈夫だといっても綿なので、酸化した油分などで劣化してしまいますから。
そうなんですね。なるべく洗わないほうがいいのかと思っていました。
ものによってヴィンテージジーンズは洗うと価値が下がってしまうと言われていますが、今作られているジーンズの場合は適切に洗ったほうが長持ちします。汚れ落としが大事なのは、スキンケアと一緒です。
なるほど。あと、せっかちなのか「早く色落ちしてほしい、ヒゲが入ってほしい」って思って焦ってしまうんですよね。先日も兵庫の実家までずっとクルマの運転をするときに穿いたりしていました。
それもスキンケアも一緒だと思うんですが、すぐに結果を求めようとすると辛くなっちゃうじゃないですか。僕も若い頃に早く色落ちさせたくてタワシで擦っていたら、風呂場のタイルの模様がついて、ジーンズが水玉模様みたいに色落ちしたことがあります(笑)。
僕だったら立ち直れないですね(笑)。
普段の生活のなかで穿くことで、いつの間にか育っているぐらいでちょうどいいと思います。それにジーンズは若者のときならではの育ち方もあるし、子どもができたときならではの育ち方もある。それと同じで、3年で育ったものと、10年かけて育ったものには、それぞれのよさがある。その人ならではの育ち方を楽しんだらいいと思います。
洗ったことを悔やんでましたが、気にしなくてよかったんですね。
もちろん。買ったばかりのときに転んで膝が破けたとしても、ずっと穿いているうちにそれが馴染んで、いつしか破れた穴がチャームポイントのジーンズになりますから。思うようにいかなくても、気にする必要はないんです。
そうなんですね。
ちょっと大袈裟な言い方をすると、それって人生と一緒だと思うんです。順風満帆に生きている人なんていないし、僕も挫折をしたことがある。でも、振り返ってみれば「あの時に傷ついたから今があるんだ」と思える。
この一本が、僕がはじめてゼロから育てたジーンズなので、なかなか思い描いてるようにならなくて焦ったりするんですよね。
思い描いた通りにならなくて、そのときは落ち込んだとしても、ずっと後に振り返ってみれば全然マイナスなことではないというのがジーンズを育てるおもしろさだと思います。そういえば、小島さんのジーンズはフロントフライのボタンの一番上だけが錆びていて、おもしろい経年変化をしていますね。
脱ぎ穿きが楽なように普段からこのボタンだけ開けっぱなしにしているので、生地と擦れないからだと思います。マズかったですかね?
いえいえ、まったくそんなことないですよ。よく僕は「ジーンズにはその人の人生が刻まれる」と言っていますが、これこそ小島さんならではの育ち方だと思います。
井上さんからみて、育ち具合はどうですか?
これからもどんどん育っていくと思いますので、もしドレスコードが許すなら会社にも「キャンペーン中なんで!」と言い訳して穿いていってください(笑)。
実際にジーンズを2年にわたって穿いてみて、いかがでしたか? それまでアメカジやジーンズにあまり興味を持っていなかった方がどう感じたのか、僕も興味があります。
一番大きな変化は長持ちしない服を買うモチベーションが減って、それよりもずっと愛せる服を選ぼうと思うようになったことですね。たとえば、仕事柄、僕はスーツをよく着ますが、スーツは擦り切れたり破れたりすると修理して着続けるわけにはいかないじゃないですか。
そうですね。
何万円も出して買ったものなのに買い替えなくてはいけないし、それは「じつはすごくもったいないものを着ているんだな」と気づいて。ジーンズだったらずっと穿き続けられるし、長い年月をかけて育てていく楽しみもある。そういった将来への楽しみが込められた服がこの世に存在していることに気づけたのはすごく嬉しいですね。
ジーンズはそもそもワークウェアなので、気兼ねなく長く使えるように作られていますからね。
とはいえ、僕は「まだ洗濯したくなかったのに、洗ってしまった……」というふうに一喜一憂していたんですが、今日お話しできて「破れても直せばいいし、それも味になる」と教えてもらえたので、もう少し肩の力を抜いてジーンズと付き合っていけそうです。
そういえば、僕、前回の対談のときと比べて20kg以上痩せたんですよ。
お会いした瞬間からスリムになったのは気づいてました(笑)。
前回の写真をみた友人からも「お前のほうが小島さんより前に立ってるかと思った」って言われたほどで。今にして思えば「よくあんな感じで人前に出ていたな」って(笑)。
いえいえ。でも、かなりトレーニングしたんじゃないですか?
もともとが大きかったので、運動をするよりもラーメンを控えたり食生活を変えた程度で、意外とすんなりと減っていきましたね。「ジーンズさえ作れればいい」と思っていたので、裏方のつもりでこの仕事をはじめましたが、魅力を伝えていくためにはどうしても表に出ざるを得ない。そうなると、着こなしだけでなく、身なりについても気を付けるようになりましたね。とくに大塚製薬のスキンケアブランドから取材されるなんて、自分にとって衝撃でしたので、それも大きかったですね(笑)。
そうだったんですね。
健康管理にしてもスキンケアにしても、やはり継続することが大事なんだと思います。僕たちは穿いたときに「よし、今日も1日頑張ろう」と思えるジーンズを作ろうとしていますが、今では朝起きて顔を洗って「UL・OS」をつけるときは「よし、今日も頑張ろう」や「よし、今日もよく頑張ったな」と思うための習慣になっています。
ありがとうございます。それ、「UL・OS」を担当していて、いちばん嬉しい言葉です。
自分ではスキンケアの効果が出ているのかどうか実感はありませんが、ジーンズだって毎日眺めていれば育っているかどうかわからない。それと一緒で、自分の顔は、顔を洗うときに毎日見るものだから気付いてないだけかもしれないし、もっと後でわかることかもしれないと、気楽に考えています。
おっしゃる通りだと思います。ただ、以前お会いしたときよりも、すごく肌艶はよくなっていますよ。
そうですか?ありがとうございます(笑)。
自分で企画しておきながら、この「GROW TO ENJOY」で人生がいちばん変わったのは僕だと思うんです。ジーンズと出会ってファッションが変わったこともそうですが、精神的にも「変化をもっと楽しめばいいよね」と、ある意味で加齢や変化に対して楽観的になりましたから。
小島さんの仕事だと年齢的にも立場が変わってくるころでしょう?
マネージャー職になって部下ができる年代ですし、子育てをしている人も多いですし、変化のタイミングですよね。でも、そうやって次の世代に何かを伝えようとするときにすごく行き詰まってガチガチになるよりも、もっとおおらかにみられるようになれたらいいなと思っています。
僕は45歳になるんですが、逆に「これからどうしよう」って迷う瞬間はいっぱいあるんです。でも、そういうときは「積極的に楽しもう」と思うようになりましたね。
なるほど。
若いころは「楽しくなくてもやるのが仕事だ」と自分に言い聞かせていた部分もあるけれど、残された時間は想像以上に短いんだろうなって思うんですよね。やりたくない仕事をやってる時間は、本当にもったいない。だから「自分はこれがやりたいんだ」ということを信じて突き詰めて、心の底から楽しむことがいちばん大事なんだと考えるようになりました。
よく「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」といいますが、そうやって人生が充実していると表情が変わりますし、表情が変わればシワの入り方も素敵になると思うんです。
本当にその通りですね。日本の、それも地方で、ものづくりを続けることは年々難しくなっている。だけど、僕たちははじめて「TCB JEANS」に足を通したとき喜びを感じてもらったり、10年後に「いい感じに育ったな」って笑顔になってもらいたくて続けています。ずっとジーンズを作り続けたいから健康管理もはじめましたし、自分も楽しみながら笑顔の人を増やし続けられることが理想ですね。
ぜひ10年後、20年後も続けていてください。僕も何十年か後に「父さんがはじめて育てたジーンズだよ」と「TCB JEANS」を子どもたちに受け渡せたらいいなと思います。今日は本当にありがとうございました!

「UL・OS」は洗顔の後にサッとつけるだけでいいので、別に早起きする必要があったり、手間がかかったりしない。だから、とくに負担を感じることなく普段の暮らしのなかに習慣として取り入れやすいように思います。個人的な先入観かもしれませんが、ほかのファッションが好きな層と比べて、アメカジが好きな人はスキンケアに対してそれほど興味や知識がない人が多いような気がします。ただ、継続して何かをやっているうちに変化していくものが好きな人たちや、凝り性な人も多い。ひょっとしたら、靴磨きのような感覚で、スキンケアをすることにはまる人もいるかもしれませんね。
※依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています。

大塚製薬は肌(皮膚)を重要な器官と考えています。肌(皮膚)は体重の約16%を占める大きな器官だと⾔われています。だからこそ、肌を「健やかに生きるための重要な器官」と考え、研究開発を重ね、ウル・オスを生み出しました。ウル・オスの製品開発の根底にあるのは、「健康的な肌こそが美しい肌」という考え。製薬会社として培った知見とノウハウを詰め込み、男性が抱える肌の悩みと徹底的に向き合うことで、「化ける・装う」ではない生き方を提案しています。
「UL・OS×TCB JEANSコラボジーンズ」と
「UL・OS(スキンローション/
薬用スカルプシャンプー/
薬用スキンウォッシュ)」の豪華セット
初期の66モデルをイメージして作られたTCB JEANS 60’s。XXとは一味違う、純粋なブルーの色目とムラ感、毛羽立ちが特徴。革パッチに当サイト名「GROW TO ENJOY」と「UL・OS」とのコラボレーションモデルであることを示す「Collaborated With UL・OS」の印字が施されたスペシャルな一本。
2025年10月28日(火)10:00〜
2025年11月17日(月)17:00
上記の「キャンペーンに今すぐ応募!」ボタンから
必要事項を入力のうえご応募ください。
※応募期間中、ご応募は、お一人様1回限りとさせていただきます。
抽選で合計50名様に
「UL・OS×TCB JEANSコラボジーンズ」と
「UL・OS(スキンローション/
薬用スカルプシャンプー/
薬用スキンウォッシュ)」の
豪華セットをプレゼント!
サイズ:30[10名様]、32[15名様]、
34[15名様]、36[10名様]
| サイズ | ウエスト | レングス | 股上 | モモ付根 | 裾幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| 30 | 75cm | 86cm | 26cm | 30cm | 20cm |
| 32 | 80cm | 86cm | 26cm | 31.5cm | 20.5cm |
| 34 | 85cm | 86cm | 26.5cm | 32.5cm | 22cm |
| 36 | 89cm | 86cm | 27cm | 34cm | 23cm |
※お申し込み時にコラボジーンズの
サイズをご選択いただきます。
お申し込み後のサイズ変更は
できかねますのでご了承ください。
※事前の通知なく賞品の内容・仕様・デザインに
変更が生じる場合がございます。
予めご了承ください。
応募締め切り後、厳正なる抽選のうえ、
当選者を決定します。
当選者の発表は賞品の発送をもって
代えさせていただきます。
一世帯1回までの当選と
させていただきます。
※2025年11月下旬~12月上旬ごろより
随時発送を予定しています。
※都合により賞品の発送が前後する場合も
ございますので、予めご了承ください。
TCB JEANSは、古き良きアメリカのデニムをサンプリングし、現代の日常服としても魅力的に着てもらえるデニムスタイルの製作と提案にこだわっています。1880~1960年代当時のアメリカのライフスタイルや空気感を紐解き、道具としての扱いやすさ、着ることで気分が高まるような、感覚的な良さを細かいディテールに落とし込んでいます。また、自分達で作って売るというファクトリーブランドとしてのスタイルで、作り手の顔が見える製品づくりを心がけています。 TCB JEANSは、「自分たちが本当に作りたい商品だけを作るブランド」というコンセプトのもと、ジーンズのある日常そのものが価値になる、そんなものづくりを目指しています。
UL・OS ✕ TCB JEANS プレゼントキャンペーン! 事務局
お問い合わせ電話番号:0120-332-399
受付時間:10:00~17:00
(土・日・祝日を除く)
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2025年10月28日(火)~2025年12月19日(金)
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