ランニングサポーター久保のランニングスクール

真夏の練習、マイナスに陥りそうなときの修正法

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2021.08.03 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

先日 400 m のインターバル走を行ったときのこと。

通常なら「400 m × 10」のメニューを 200 m リカバリーで行うのですが、日差しが強くとても暑かったので「400 m × 5」を 2 回に分けて行う練習に変更しました。その代わりリカバリーは 100 m にしました。設定は 400 m 70 秒です。

いつもなら難なく行けるペースも暑さの影響か強引に走っている感覚が強く、心拍数も常に 95 %を越えて余裕が全くありません。短い 100 m のリカバリーでも心拍数が 92 %までしか下がらずとても苦しい走りを強いられました。とりあえず1セット目を終了しましたがメンタル面にも相当なダメージを受け、この走りでは次のセットはとても厳しいものになるといった予感がしてきました。

そこで 400 m のタイムを 74 秒に落とし、強引にならないフォームを心がけ、走りの修正を第一に考えて走ることにしました。

するとどうでしょう、なんだかジョギングしているかのように動きが楽に感じるではありませんか!

400 m 4 秒変わっただけでこんなにも走りが違うのかと自分自身でも驚きでしたが、さらに驚いたことは心拍が1セット目とそれほど変わっていなかったことです。それでも動きに余裕があるのでそこまでキツイと感じない。心拍数的には身体に同じくらいの負荷がかかっていたので練習効果としてもOKです。もしかすると、1セット目と同じタイムで走っていたらさらに心拍数が上昇したか、脳が身体の危険を察知して心拍数は打ち止めされたけど気持ち的には余裕が全くなくてキツさMAXといったことを経験していたかもしれません。これらは暑さの影響があると感じていますが、そんなときこそタイムを追ってはいけない、冷静になって対応しなさいということだったのかもしれませんね。

トレーニングはその日限りではありませんから、継続してよい状態を保てるよう工夫することは常に頭の中に入れておきたいものです。

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