ランニングサポーター久保のランニングスクール

2年ぶり尽くし!マラソンは心が左右する

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2021.12.27 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

最近の記事で、2年ぶりとなる25kmの距離走を行ったことをお伝えしました。

それから2週間後、今度は30km走にチャレンジしてみたんです。30kmという距離も実に2年ぶりのことです。目的はペースを落としてでもやり切ること、長い時間と距離に脳と身体を体験させて忘れていた感覚を取り戻すことです。前回の25km走は1kmあたり3分45〜40秒を目処に走りましたが、今回は少し距離が伸びるということもあってペースは控えめの3分45秒で走り切ることを目標としました。もちろん最後まで力みなくリズミカルに走ることを大前提とします。

結果は1時間52分25秒、平均3分44秒/kmで走ることができました。

前回25km走をやっていたおかげで距離に対する不安もなく気持ちも途切れることなく走り切れたのですが、残り5kmに差し掛かったところでエネルギーが切れてきたことを感じ身体が少しずつ動かなくなっていきました。フォームを崩すことなく走ることはできましたが、腕振りがキツくなり、少し頑張らないと身体を前へと進ませることができないといったフルマラソンならではのキツさを久々に体全体で感じとった練習となりました。

実を言うと前回の25km走は20kmで終了する予定だったんです。20kmを目前にして身体的にも気持ち的にも余裕があったため、急遽あと5km伸ばしてよい動きを身体に覚え込ませることに変更しました。しかし今回行った30km走ではペースを落として走ったにも関わらず、また距離も5km伸びただけなのに、最後はペースを維持するのが精一杯。そこで思ったことは、20km走を行う前提で走り始め、状態がいいからといって途中から25km走に変更して走り切った距離走と、初めから30kmを行う前提で最後まで走り切った距離走とでは全く別物だったということです。メンタル面が全然違う!改めて「マラソンは心が左右する」ものだと感じることができました。それでも段階的に距離を伸ばしながら練習を積めたことはよかったと思っています。

本来の練習から遠ざかっていて再開したときに、これまでの走りを取り戻そうとして練習を一気にやるのではなく、欲張らずに一歩一歩積み上げて忘れていた身体の感覚と経験を思い出し学びながら練習が継続できてくると、そのうち質も量も上がってくると感じました。

ちなみに翌日、凝り固まった身体の動きをよくするために「1 km × 5」のインターバル走を行ってみました。ペースは3分10秒/kmを切るくらいです。脚や身体は重かったのですが、距離走と同じく最後まで力みなくリズミカルに走ることが大前提として行った結果、意図した刺激を全身に与えることができました。この2日連続でポイント的な練習を行ったのも2年ぶり。私もじっくりとフルマラソンを走れるように無理なく準備していきたいと思います。

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