こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
新緑が美しいこの季節。晴れた日には緑がより一層輝きを増してとても清々しい気持ちになります。
先日私はひとつ歳をとりました。年齢を重ねるごとに自分の立場や役割が変化し、最近では誕生日の意味が変わってきたように思います。
特に結婚して自分の子が生まれ、成長していく過程を経験したこと、また学生など次世代を担う若者を指導するようになったことを経た今、誕生日は来る度に自分の在り方を考える節目の日になりました。
人はいつかはこの世を去ります。その日は誰にもわかりません。親から生をもらった瞬間から人はどこに向かって進んでいるのでしょうか？
お金、名誉、欲、自己実現…。答えはわかりませんが、私の中では段々とシンプルになってきています。
40代も後半にさしかかり、これまで培ってきたことを還元していく時期へと入ってきました。
自分の知識であったり喜びであったり、私の中にある財産を分かち合い紡ぐために進み生きているのかもしれないと思うようになりました。
血縁に関係なく次の世代、もしくは携わっている人たちに対して、今の私に何ができるのか…、何をしてあげられるのだろうか…。
よりよいものを残すためには今の自分をより磨いていかなければならないと思っています。
寄せては返す波のように、時には懸命に、時には力を抜きながら。
走ることだって今できる精一杯のことをしてまだまだ得られることも多いはず。
それらをたくさんの人々に伝え共有していきたい、そんなことも私の役割だと感じています。
来年またひとつ歳をとったとき、さらには10年後に私はどんなことを感じているのでしょうか…。
「自分に正直であれ、誠実であれ」をモットーに今をしっかりと生きていきたいと思います。