ランニングサポーター久保のランニングスクール

骨盤の安定を目指して走る、目指しながラン!

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2022.09.13 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

ずっと痛かったふくらはぎの痛みが急に軽減してきています。練習量が増すと一時的に疲れが出ることはありますが、痛みはほぼ無くなったといっても過言ではありません。
勝因としては、ここのところ骨盤の歪みを整えながら走るように努めているからだと思っています。

4ヶ月前に痛めたふくらはぎ。いくら休んでも治らず、医療院に行けばそのときの痛みはやわらぐものの、数日後には再発といったことを繰り返していました。
軽めのジョギングができるくらいまで回復してきたかと思えば、また痛み出す。しっかり休養を取りジョギングでも痛みが出ない状態までようやく回復しても、状態を確認するために軽めのスピード走をしようとすればまた違和感や痛みが出始める。そんな負のループに陥っていました。
思い返せばそのときはいつも骨盤周りが石のようでした。ガチガチに固まって、本来の骨盤の動きが出せていなかったのです。さらにお尻をどう使っていいのかわからず、良い感覚が全く掴めていませんでした。

今までできていたことが全くできなくなってしまった・・・。そんな経験はありませんか?
体は忘れやすいもの。良いと思っていた感覚が少しずつズレ始めると、ゆるやかに進行する歪みに体は気づくことができず、これこそが当たり前のものだ、良い感覚だと認識してしまう。本人も無意識のうちに体が崩れていってしまうんですね。気がつけば怪我をしてしまっていた、それが私です。出口のない袋小路に迷い込んだかのようで、何をしても上手くいかない状況に正直うんざりしていました。
しかし痛みが続いている理由が必ずあると信じ、四六時中解決策を模索していました。

ある日のこと。
お風呂に入っているとき、目の前にある鏡を前にふと思い立って片脚立ちをやってみたんです。すると上げた脚の骨盤が極端に右に傾いていることに気がつきました。

これが原因ではなかろうか!?

鏡越しに骨盤が平行になるよう何度も何度も片脚立ちを試みました。
これが結構難しいのです。支持脚(支えている脚)のお尻に上手く力が入らなければ骨盤が平行になりません。繰り返し行っているうちにお尻にも力が入ってきて骨盤が平行になってきました。
そう、立ったとき体を支えるのは「中臀筋」というお尻の筋肉です。この中臀筋の力が弱くなり、骨盤の安定を維持できず歪んでしまっていたのが私だったんです。

これらの気づきを早速走りに落とし込んでみることにしました。
走る前に必ず片脚立ちをして、骨盤の平行と支持脚の中臀筋あたりに力が入っていることを確認。その場で足踏みをしながら、意識した部位できちんと地面を捉えられていることを感じます。その感覚のままジョギングに移行して注意深く走ることを身体に馴染ませていくといった作業です。
すると長い距離のJog(ジョグ)ができ始め、その間にある程度のスピード練習を入れ込むこともできるようになってきました。

【練習メニュー】
火曜日 30kmJog
水曜日 600m × 8 + 13kmJog
木曜日 32kmJog
日曜日 7kmJog + 20km LSD (※)+ 10kmペース走

練習量と質がかなり増えてきているのでもちろん多少の疲れはありますが、以前のようなイヤな痛みはもうありません。

これからは歳を重ねていくばかり。肉体は悲しいですが衰退していきます。そのことを受け容れつつ、だからこそ走ることを長く続けるために。本質的なところを最も大事にしながら注意深く段階的に継続した負荷をかけていきたいと思っています。

(※)Long Slow Distanceの略。長い距離をゆっくり走ること。

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