ランニングサポーター久保のランニングスクール

距離を踏んでいても40kmはまるで別物

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2022.10.04 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

少しずつ、少しずつ、フルマラソンを走る上での脚ができてきたように思います。
コロナ禍に入って早3年、フルマラソンから遠ざかっていた私です、3年もの間フルマラソンから遠ざかっていた私です。このブランクは自分が思った以上に大きく、練習をすると脚が痛くなったり体調が悪くなったりして、体力の衰えを感じずにはいられませんでした。

イメージする理想の形はありますが、この1年はフルマラソンのブランクを取り戻すことと基礎体力を戻すことを目標に、春先からゆっくりじっくり距離を走る練習を積み重ねてきました。途中脚が痛くなることがあっても、ゆっくり走る上では問題なかったので調子良く継続することができています。

過去には頑張りすぎて練習に対する義務感が生じたり、走ることそのものが嫌になってしまうことがありました。そこでタイムを追い過ぎないよう心拍数で走る強度をコントロールしたり、練習量も腹八分目に抑えて次の日も、また次の日も走りたいという気持ちを持続させれるように心に気軽さを持ちながら練習に取り組める工夫を行いました。

そこで今は、常に心の気軽さを持って走ることを意識し続けています。おかげで一度に走る距離も伸びてきて、20〜30kmくらいの距離だと気軽にジョギングできるようになってきました。速すぎずゆっくりすぎないペースを意識しながら、リズミカルな走りやよいフォームを体に覚えさせる技術練習という位置付けで行っています。
20〜30kmのジョギングが当たり前のようになってきたこの頃ですが、久々のフルマラソンを目前に控えているため、耐性づくりとして午前に25kmJog、夕方に25kmJogといった1日に50kmほどを走る練習も行いました。そして更なる発展形として、1回で40kmを走る練習を行うこともチャレンジしてみました。

やはり40km走は別物ですね。
ペースはそれほど速いわけでもないのに、走る前から何だか憂鬱。走り出してからもなかなかエンジンがかかりません。頭には距離の重みがのしかかって、本当に走り切れるのだろうかという不安ばかりが募ります。走れど走れどまだまだ続く長い距離。そんなことを思っていると早くも疲れてきました。それでも淡々と足を組み替え、体を前へ進ませる作業の連続。10kmが過ぎ20kmが過ぎたころ、ようやく体が動き出してきて、霧がかった気持ちが少しずつ晴れてきたではありませんか。そこからは30km過ぎても35km過ぎてもそこまで疲労を感じることなく、むしろ走りがどんどんよくなっていく感覚がありました。そして40km走を終えたとき、これまでの練習が確実に実ってきている手応えを感じました。

また、フルマラソンの練習に近道はないと実感した瞬間でもありました。無理に欲張らず現状に合った練習をただただ積み上げて行く、それがとても大事なんだと。そして何度も何度も繰り返し練習を行って、長い距離に対する耐性を作り上げて行くこと。

いよいよ今月、3年ぶりのフルマラソンを走る予定ですが、来年あたりにしっかり走れたらいいなぁくらいの気軽な心持ちで久々のマラソンを楽しみたいと思っています。

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