ランニングサポーター久保のランニングスクール

腕を振って振って振りまくる

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2022.10.13 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

最近は走るときに腕を強く引くことを意識しています。
ランニングは走る動作なので足の動きに重点を置きがちですが、どう腕を振るかによっても走りは大きく変わってきます。足の着地に対して腕が振り遅れてしまうと、重心を前へ進ませるための体の乗り込みが上手くいきません。

現役を退いてからというもの、この原則をすっかり忘れていました。
それは、以前に比べて速く走るという習慣が激減しているからです。走るスピードを上げようとすると、どうしても脚の力だけに頼りがちですが、腕をしっかりと振ることも忘れてはなりません。そこで最近の練習では「腕を振って振って振りまくる」といった意識で、昔の感覚を取り戻そうとしています。

「腕を引く」とひとくちに言っても人それぞれ感覚は違います。
拳を引くのか、肘を引くのか、それとも肩全体で引くのか。自分にしっくりくる角度を走りながら探っていくのですが、ポイントは腕を後ろに引くことで体が前へ押し出されていく感覚を掴むことです。
猫背だったり胸が閉じてしまっていると、この腕を引く動作が正しくできません。適切に腕が引けてくると、背中の広背筋が動きはじめ、さらには腹横筋まで連動してきます。そうすると自ずと腰が入るという走り方になり、体幹がしっかりと支えられ地面に対して力が加わりやすくなる感じがします。

腕振りがある程度自分のものになってきたら、そこまで「腕を振って振って振りまくる」という意識をしなくとも、自然に上半身と足を連動して動かせるようになります。スムーズに重心の移動ができ、体への負担もありません。正しい腕振りが走りに推進力を生み出し、たとえ坂でも脚を使わずに上っていくことができるようになります。

上半身で作り出したパワーを下半身に伝え、より大きなパワーを生み出すためにも、足と腕振りの関連性を感じながらトレーニングしていくことも大事だと思っています。

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