ランニングサポーター久保のランニングスクール

信じるものは救われる vol.2

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2023.02.13 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

前回は7ヶ月ぶりのスピード練習を行う理由を紹介しました。

7ヶ月もスピード練習から遠ざかっていると、どんなメニューをやればいいのか、どのくらいの負荷なら体が耐えられるのかがわからなくなります。
しかし、練習を再開するにあたってある程度の指標は設けなければならないので、以前行っていたスピード練習のペースを軸に、まずは短い距離と少ない本数でインターバル走を行い、今の状況を把握することにしました。

◆基準(以前のインターバル走)
・ペース:3分00秒~3分10秒/km
・距離:1km~2km
◉1回目/7ヶ月ぶりのインターバル走
「800m × 4本 (ペース: 3分10秒/km)」
いつもなら1km~2kmのインターバル走を行いますが、800mと少し控えめな距離で今の状態を探ります。これが意外とすんなり走ることができました。
しかし!練習後に出た筋肉痛が酷く、筋力の衰えを痛感しました。
◉2回目/筋肉痛が治って1週間後のチャレンジ
「800m × 6本 (ペース: 3分10秒/km)」
1回目と同じ800mのインターバル走を再び実施しました。前回と比べて多少なりともスピードに対する免疫がついているだろうと想像し、本数を2本増やして6本を行うことに。体力がどれだけ上がっているかを把握することも目的のひとつです。
しかし!これが泣きたいくらいにキツくて、前回のような余裕は全くありません。これ以上は無理!と判断し、結局は1回目と同じ4本でストップ。それでも「続けることが大事!」と前向きに捉え、練習を終了します。
◉3回目/距離を伸ばしてのインターバル走
「2km × 3本 (ペース: 3分20秒/km)」
1本目にペースコントロールができず、勢い余って3分10秒/kmほどで走ってしまいThe END…。ペースを抑えることができず、体には大きな負荷がかかってしまいました。この調子では最後まで練習メニューをこなすことができません。
2本目は何とかペースを落として3分20秒/kmで走ることができましたが、このまま3本目を無理やり走り切ってしまうと今後に疲れがドッと出そうな予感。ラストの3本目は距離を2kmから1kmに変更し、少しだけペースアップして終了。
全体的にペースにムラがある練習になってしまい、心肺にも筋肉にもキツいものとなってしまいました。これで3回目のインターバル走、まだまだレベルアップした感覚は全くありません。それでも「続けることが大事!」「続けていれば体が適応してくる!」と自分に言い聞かせます。
◉4回目/体も慣れてきた先日のスピード練習
4km連続走(ペース: 3分10秒/km)
今の自分がどこまで行けるか試すための練習でもありました。すると、これまでのもがくようなキツさはなく、リズミカルに走り切ることができました。ここでようやく続けてきたスピード練習の効果を実感することができたのです。
「続けることが大事!」信じるものは救われる!おかげで、前回触れたスピード練習を行う4つの理由も少しずつ改善されてきたことを実感しています。

そうは言ってもまだ4回しか行っていないスピード練習。やり過ぎもよくありませんが、やらないこともよくない。まだまだ始まったばかりですが、定期的に続けていくことを目標にしながら少しずつレベルアップしていきたいと思います。走りのレベルを引き上げていく上で、やはり私の中ではスピード練習は欠かせません!

追伸
スピード練習は脚に大きな負荷がかかるので、再び怪我をするリスクも高まります。走る以外にも補強のトレーニングなどをこまめに取り入れながら、負荷に耐えられるような対策も行っています。

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