こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

コロナの影響で3年の年月が経ち・・・、先日やっとレースに出場することができました。

今回走ったのは30kmのレース。
まだまだスタミナ面の課題がありましたから、あくまでも練習の一環と考え、快適な走りを模索し、それを長いレースの中で実現させることが目的でした。ですから「追い込まない、無理にペースは上げない」という固い意志を持って参戦。

しかし、ひとたびレースに出場すれば周りの雰囲気に飲み込まれ、調子がよくなってくるとついペースを上げがちになります。そんな連鎖がいつの間にか現状を無視した無理な追い込みへと繋がり、走り終わってから大きな痛手を追うことも。
今回のレースではそんなことを避けるために、心拍計を見ながら常に一定値をキープして走ることを心がけました。よりよい動きを作り出すことに集中していれば、後続のランナーに抜かれてもNO問題。走りが乱れることはありません。

結果として、私を抜いて行ったランナーは後半次々に失速して辛そうに見えました。職業柄ランナーたちの走りを客観的に観察しながら走っていましたが、失速する多くのランナーはある共通点を持っており、そこには原因があるように思えました。苦しくなったときに頑張ることも大事です。しかし走る距離が長くなればなるほど、体力や動きの余裕度を的確に見極め、コントロールしていかなければなりません。

そんなことを感じながら、久々のレースが終了しました。脚の痛みもなく最後までフォームを維持して走れたことが何よりの収穫で、今後多くの休養をとる必要なくすぐに練習を継続させることもできそうです。

限界に挑戦し一生懸命走るレースもありますが、今回のように自分の状態の確認や、走ることで現状がよくなるよう仕向ける目的のレースもあるんだと改めて感じることができました。これらは練習ではなかなかできないことです。これもレースを活用する一つの手段。出場できたことに感謝です。